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 夜、ゴールデン洋画劇場で『椿三十郎』を観る。

(前週の『用心棒』に続いて、この週も黒澤作品でしたな。ちゃんと続編を放映してくれているのが親切というか、この手の番組の良い点ではありますな。今回は通常通りの時間帯での放映で、延長とかは一切ナシ。ランタイムが95分ぐらいなので、ぎりぎりノーカットって感じでしょうか。スコープ・サイズのままでの放映だったのは前回と同様でしたな。
『椿三十郎』は、『用心棒』と同じ主人公という事なのに、わざわざ作風を変えているのがイイですな。悪政に対してクーデターを試みる若者たちに共感して行動を共にする、というか、サポートどころかほとんどメインで活躍してしまう主人公がケッサクで、全体的にコメデ・タッチになっているのもイイですな。それでいて殺陣のシーンはやたらリアルだったりと、上手くバランスを保っているように作られていましたが、これを観ていると前作が観たくなり、前作を観てるとこれを観たくなるという気分に、毎回させられていましたっけ。ようするに、どちらも面白いって事ですな。以前のリバイバル公開でも、ちゃんと2本並んで上映されてましたしね。モノクロ映画なのに、クライマックスでは、椿の花の色がちゃんと赤と白に見えるように感じるのが凄いですな)