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 梅田の阪急東通りの輸入レコード・ショップ・LPコーナーで『スター・トレック』の輸入サントラLPを買う。

 そこから50メートルほど西にある同じ通りの輸入レコード・ショップDUNで『トランザム7000』の輸入サントラLPを買う。

(当時の記録を見るにつけ、どうやらこの年から、サントラ盤に関してはLP中心に買うようになったようですな。それまではシングル盤中心で、好きな映画やどうしても欲しいものに限ってはLPを買ったりしてましたが、この年から方向転換したようです。ま、実際、500円で2曲…場合によっては1曲…しか入ってないものより、2000~2500円で10曲以上入ってるLPの方が割安感がありましたからな。それに、1曲ごとに裏返すのも面倒だし、それを回避する為に、多数のシングル盤からいちいちカセットテープに録音して、「テーマ曲集」なんかを作ったりもしてましたが、それも結構手間だったですしね。勿論、中には、LPを買ったはイイが、結局良いのは…聴くのは…テーマ曲だけで、これだったらシングルにしておけば良かったと思えるような内容のものもあったりしたので、一概にLPの方がイイとも言えなかったですが。
ただ、LPを買う行為自体が、その映画の音楽を聴くというよりも、その映画に関するモノを集めたいというコレクション感覚に変貌していった所もありましたね。なので、この年辺りから、観ていない映画のサントラを買ったりする事も増えましたな。もっとも、この“コレクション感覚”は、この数年後、ビデオやLDの登場によって、今度はソチラを集める事にシフトしていった訳ですが。
この日買った1枚目の『スター・トレック』なんかは、まさにその“まだ観ていない映画”のサントラではありましたな…先日の『地獄の黙示録』も同様…。日本での公開はこの年の夏で、本編を観るまでにまだ半年以上間があったにも関わらず、輸入ショップでこれを見つけたら、思わず買ってしまってましたな。既にアメリカでは公開済みで、だからこうしてサントラ盤がリリースされていた訳ですが、どんな内容の映画なのかも分からない状況なのに、取り敢えず買ってしまっていたのは、数年後、輸入ビデオ・ショップで、見知らぬホラー映画のビデオを衝動買いした時の感覚に似てますな。
まぁ『スター・トレック』の場合は、ジェリー・ゴールドスミスが音楽を担当しているので、ある程度の信用は出来た訳で、実際聴いてみると見事なもんでしたな。有名なテレビ・シリーズの映画版という事で、しかも監督がロバート・ワイズという事もあり、期待は膨らむ一方でしたが、例のテレビ版のテーマ曲はワンフレーズだけ微かに流れるだけで、後はほとんどオリジナル曲という大胆な構成には、正直驚きましたな。いかにもゴールドスミス節ともいえるスコアは、相変わらずの迫力でもありましたが。
一方の『トランザム7000』は、ジェリー・リードが唄う主題歌だけはシングル盤で持っていたものの、映画自体も面白かった事もあり、他の曲も聴きたいと思っていたので、輸入LPを見付けた時は、これも思わず手が出てしまいました。あと、値段が安かったのも要因の一つかと。これもイイんですなぁ。あの軽快な主題歌のムードが全体にも蔓延しており、リードが唄う他の歌曲にもイイのがあるんですな。80年代以後ブームになった、映画に関係ない曲も入ってるようなコンピ仕様のものではなく、あくまでも映画に使用された楽曲のみというのもイイです。これが本来のサントラの在り方ですからな。
この2枚のサントラは、現在CDリリースされておらず、『スター・トレック』の方は以前輸入盤で出ていた事がありましたが、今は廃盤なので、出来れば両方とも新たにCDでリリースして欲しいものですな。特に『スター・トレック』は9曲しか収録されていないので、今度CDになる時は、未収録だった曲が多数入った2枚組仕様の拡充盤辺りで出るのではないかと思われ、ゴールドスミス・ファンは、固唾を呑んで今か今かと見守っている最中なのではないかと思われますな。昨年でしたか、FSMから『2』と『3』の拡充盤が出たので、今度こそ『1』が出るのではないかと囁かれているようです)