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 夜、水曜ロードショーで『個人教授』を観る。

(『個人教授』は、この時テレビで観たのが2回目でしたが、放映は3回目ぐらいだったのではないでしょうか。この手の“年上の女性が若者に恋の手ほどきをする初体験もの”というジャンルは、70年代によくテレビ放映されてましたな。実際に劇場公開されていたのも60年代後半から70年代が多く、でも80年代になっても似たような作品が作られていたのは、やはりこのジャンル、どんな時代にも需要があるからなんでしょうね。まさに不変のジャンルですな。
『個人教授』といえば、やはりナタリー・ドロンですな。実際今観ると、然程ハードなシーンというのはないんですが、このナタリー・ドロンがエロ度満点なので、どのシーンでも思わずゴックリしてしまいますな。ナタリーはこれと『新・個人教授』がマストですな。“新”の方は、別に続編でも何でもありませんでしたが、同じようなジャンルという事もあり、“新”と付けられたんでしょうね。どちらかというと、“新”の方がエロさは増しているように思いましたね。
あと、フランシス・レイの音楽も印象的でしたな。「恋愛映画テーマ音楽集」なんていうオムニバス盤には必ず収録されていた曲で、この映画のエンディングで、雨の中をルノー・ヴェルレーがスクーターに乗って走り去っていくシーンは、バックに流れるレイの音楽の効果も相まって、名ラスト・シーンになってましたな。
そういえば主演のルノー・ヴェルレーは、一時期日本でも人気がありましたが、いつの間にか消えてしまいましたな。彼の出た映画を並べてみると、『別れのスキャット』『カトマンズの恋人』『さらば夏の日』『哀愁のパリ』『愛ふたたび』『恋の夏』『危険旅行』と、この手のジャンルというか、ラブ・ストーリー系ばかりなのには笑ってしまいますな。内容が多少違っていても、ヴェルレー主演だからと、それ系の邦題を付けてしまっていたって事もあるんでしょうなぁ。
因みに、この映画が初めてビデオ化…ビクターでしたな…された際、「キネ旬」誌上の「ビデオNOW」という日野康一氏のビデオ・ソフト紹介ページで、「83分というランタイムは意外に短いが、劇場公開された際の時間と一致する」とコメントしていたぐらい、ランタイムの短い映画でもありますな。なので、2時間枠のテレビ放映だと、毎回ノーカットで放映されていた事になりますな。逆にこの時間だと、本編終了後の解説の後に、次週の予告編を含めた、かなり先までの予告編が多数流れていたんじゃないですかね)