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 昼間、東梅田のオークラ地下劇場へピンク映画の3本立てを観に行く。まず1本目は『ポルノ・ショッカー/女変質者』。オープニングで殺された女が、ナンと700円で買ったエロ本「乱交現場」のイイ女の方だった。セリフなし。そしてあの高木マヤちゃん。オーラルで楽しませ、続きましてはSMオバサン。でも今回一番良かったのが女社長。ボクの好みのタイプ。あまり美人でもボインでもないが、大好きなタイプで、もう良かった~。歳は30才ぐらいだろうか。ちょっぴり、F医院の看護婦・Nさんに似てたりなんかして。“見せる”という点では面白い。ラストにサスペンスなんかあったりして。[1回目:1/3、2回目:満席]

 2本目は『若妻暴行』。よくもまぁ、ヌケヌケとこんなタイトルを付けたものだ。結局は復讐ではないか。初めに、イチャついているが魅力の無いアベックの女がヤラれ、そして出てきたのが、我等が三条まゆみちゃん。彼女が若妻の役だなんて、メッチャいいんだから。そして犯され(犯される演技はイマイチで、やっぱり彼女は抱きついていかなければ)、最後に出てきたのがまたまたSMオバサン。もうエエっていうのに。この映画、若妻だけに絞るか、まゆみちゃんとSMオバサンの役を入れ替えるかした方が良かった。[3/4]

 3本目は『痴漢当り屋』。次々とやってくれるのに、もうひとつ迫力が出ないのは、一本調子だからだろうか。段々疲れてきた。でもみんなイイ女なのが良かった。そしてあの女社長も出てきてやられてたっけ。でもクライマックスでのネグリジェ女も良かった。ガラスのテーブルの中でのセックスがなかなかユニークだが、全体的にどうも単調なんだな。ラストのオチは、いかにもピンク風で面白い。[満席]

(平日なのに昼間からピンク映画を観に行ったのは、おそらく療養中という事で、まだ仕事に復帰していなかったからですな。ハッキリ云って、この時期はもう、仕事をする気は全然無かったですからな。約1ヶ月半の入院生活で、身体は完全にナマってしまっていたし、ナンかまだやる気が起きなかったんですな。
で、この年の初ピンク映画で、まず1本目『ポルノ・ショッカー/女変質者』…沢賢介監督の大蔵映画…が傑作でしたね。珍しく2回も観てますな。これ、邦題からは想像がつきませんが…いや、つくかも知れませんが…、あるハリウッド映画のピンク映画リメイク…パクリ?…なんですな。しがないピンク映画の男優が主人公で、主役を得る為に映画会社の女社長と関係を持ったりしているんですが、ある夜、たまたま飲みに行った酒場で、彼のファンだという女性と出会い、一夜を共にするんですな。で、一夜限りの行きずりの関係だった筈が、その女がイチイチ主人公に付き纏うんですな。勝手に家に押しかけたり、女社長と談笑中に訪れて、「こんなババァのどこがいいの!」と恫喝したり。その為に社長の怒りを買って役を降ろされるハメになったりするんですな。ま、いわば今で云うストーカーですな。そんな困り果てた彼の元に、ある日刑事がやって来て、「最近、精神病院から抜け出した異常性格者の女がおりまして、非常に危険だから注意して下さい」と語るんですな。こりゃ大変だとばかり、実は主人公には彼女がいるんですが、その彼女に電話で注意を促したら、「大丈夫、昨日から最近知り合ったばかりの友達の○○さんが来てくれているので安心よ。心配しないで」と返事を貰うんですが、画面に映ったその友達というのが、なんとあのストーカー=女変質者だったんですな。“最近知り合った”という言葉に心配になった主人公が彼女の家に行ってみたら、案の定、彼女は襲われる寸前で、駆けつけた主人公と女変質者が格闘の末、何とか女をやっつけてエンドという物語。アレ…? どっかで観た事ある話だナァと思ったら、年末にテレビで観たばかりの、あのイーストウッドの監督デビュー作『恐怖のメロディ』ソックリ。そう、これは『恐怖のメロディ』のパクリ映画だったんですな。ラジオのDJがポルノ男優に変わっただけで、人物設定や話の展開はそのまんまでしたな。ま、こういった事はピンク映画には往々にしてある訳ですが、あまりにピッタリの題材なので、コチラの方がオリジナルと思ってしまう程でしたな。いってみれば、『恐怖のメロディ』自体が、作り方次第ではピンク映画に成り得てしまうという物語だった訳ですな。
因みに、女変質者役は高木マヤで、主人公と最初の一戦の際、彼のアレを見て「スゴ~イ、ナンだか恐いみたい」というセリフが印象的でしたな。男なら一度は言わせてみたいセリフでもありますな。また、上記の文面で“SMオバサン”と記しているのは、おそらく青野リマだと思われます。何故そう呼んでいたのか分かりませんが、以前にそんな役で出ていたんでしょうな。ここでは主人公の彼女の役を演じてましたな。
そして、この映画で初めて見て、一度でファンになってしまったのが、女社長役の杉佳代子ですな。熟女という名称がピッタリの熟れた女優…上記で述べているように30歳だったかどうかは分かりませんが…で、この映画以後も度々顔を見せていましたが、結局この映画の彼女が一番良かったように思いますな。確か、まだAVが全盛ではなかった頃、いわゆる“生撮りビデオ”といわれていた30分ばかりのAVによく登場していて、ディスカウントショップで彼女の主演作を何本か買った記憶がありますな。今も確か、本棚の後ろ側に鎮座ましましているとは思います…。
2本目の『若妻暴行』…飯泉大監督の小川企画プロ=大蔵映画配給…は、大好きな三条まゆみ主演作でしたが、見せ場が少なくて期待ハズレだったようで、全然印象に残ってませんな。ここにも青野リマが出ていたようです。
3本目の『痴漢当り屋』…小林悟監督の東活映画…は、アイデアと女優が良かったようですが、これもあまり記憶に残っていませんな。先ほどファンになったばかりの杉佳代子が出ていて嬉しかった事ぐらいですかな。
まぁ、大体ピンク映画というのは、3本立ての内の1本ぐらい面白かったらそれでイイぐらいで、そういう意味では、この日は当りの日ですかな。そういえば、この前年に観た山本晋也監督の『痴漢との遭遇』も、『未知との遭遇』と『アパートの鍵貨します』のパロディだった事を思うと、やはり映画をパロった…パクった…ピンク映画には、印象深いものが多いですな。それが映画ファンの性…サガ…なんでしょうな)