

夜、日曜洋画劇場で『ダーティハリー』を観る。テレビで観るのは2回目。
(名作ばかりのヒッチコック映画ですが、作品によってはどうしても好き嫌いがあり、ワタシはどちらかというとハラハラ・ドキドキのサスペンス重視の作品が好きで、そんな中でも『断崖』は好きな方でしたな。夫が自分を殺そうとしている…と妻が疑うというテーマで終始展開させている訳ですが、旦那役がケーリー・グラントというのがイイですな。これがジェームズ・スチュワートだったら、最初からそんな訳ないと思ってしまうところが、ケーリー・グラントだと、「もしかすると…」と思わせてしまう辺りがサスペンスを盛り上げてイイですな。なので、後にヒッチコックにオマージュを捧げたような『シャレード』が作られた時、ヒロインの相手役にケーリー・グラントが選ばれたのも、上手いキャスティングだった訳ですな。
『ダーティハリー』はこの時が2度目のテレビ放映でしたな。この前年でしたか、最初の放映の時は、番組を挙げて結構鳴り物入りで放映されて、もう何週も前から予告編がバンバン流れていたのを思い出しますが、その予告編のバックに流れていた音楽が、実は『ダーティハリー2』のタイトル曲でしたな。当時、このシリーズのサントラは出ておらず、カバー演奏盤だけがシングルのカップリング曲やオムニバスLPに収録されていただけで、特に1作目より2作目の音楽がよくカバーされていて、そういう事情から2作目の曲が流されていたのではないかと思われるんですが、まだあまり1作目の曲を把握していなかった当時は、あの『2』のテーマ曲が、まるで「ダーティハリーのテーマ」みたいな感じに思っていましたな。確かに、そう思える程、カッコ良い曲ではありましたが、1作目のパーカッションを中心にしたテーマ曲も、聴けば聴くほど味わい深い曲になってますな)