
(丁度、劇場で『チャイナ・シンドローム』が公開される時期だった為か、こういう邦題が付けられていましたな。そもそも日本で放映されるTVムービーのほとんどが、その当時に公開されていた映画の邦題を、マネたりパクッたりモジったりするのが一つのパターンででしたな。エアポート何とか、何とかインフェルノ、何とかジョーズ、何とかサスペリア…と、まさにバッタもんの宝庫。最近は、その手の邦題は、レンタル店のバッタもんのコーナーで散見出来ますが、タイトルだけではなく、内容までも似通ったものが多かったのが当時の特長ですな。
この『パニック・オブ・シンドローム』も、本家同様、原子力発電所での故障により、原子炉が爆発するサスペンスを描いたのもので、こういう邦題を付けたがるのも分かるような気がしますが、実は作られたのは、こちらの方がちょっと早いんですな。なので、一概にパクりとも言えないんですが、まぁ、本家の方は、どちらかというと告発的テーマの人間ドラマが主体で、ハラハラするサスペンス描写では、こっちの方が面白かったといえますな。
珍しやウィリアム・ディヴェインがヒーロー役を演じてる他、M・エメット・ウォルシュやエイドリアンヌ・バーボーまで出ていたという、そこそこ何気に豪華キャストだった模様。で、当時のノートの出演者の中に、ジム・シードーという名前を見付け、どこかで聞いた事のある名前だなぁと思っていたら、ナンとあの『悪魔のいけにえ』の肉屋のオッサン役だった人。これは意外でした。あのシリーズしか出ていないものだと思っていたら、こんなところに顔を出していたんですな。
因みに、あの『悪魔のいけにえ』での、あの男3人の関係性が、今もってよく分かりません。ワタシはずっと、血を吸う老人の息子があの肉屋のオッサンで、さらにその息子が、レザーフェイスとヒッピーだと思っていたんですが、あの3人は兄弟だという見解もあるようだし、一体何が正解なんでしょうかねぇ…)