

「大阪映画サークル~第461号」届く。「大毎地下劇場ニュース」届く。
夜、ゴールデン洋画劇場で『ゴルゴ13』を観る。高倉健=佐藤純弥コンビの最高作。健さん一人に絞った点が効果を上げている。クライマックスの非情さも原作に忠実でイイ。でも、ラストでもたつくのが難。連続させなければ盛り上がらない。健さんもいいが、松田優作でもイイんじゃないの。でもラブ・シーンにあんなメロドラマ的な曲が流れるのは、ちょっと残念。
(人気劇画「ゴルゴ13」の実写映画版は、1974年に東映が作ったこの映画でしたな。デューク東郷が高倉健。ま、当時の東映で一番のスターといえば、高倉健でしたからな。こうなるキャスティングも分からないではないですが、ただ、健さんは人情味のある役が多かったので、あの冷徹なスナイパー役は、イメージに合っていなかった気がしますな。上記の「高倉=純弥コンビの最高作」というのは、単なる皮肉かと。このコンビの最高作といえば『新幹線大爆破』ですな。
この後第2弾として、今度はソニー千葉ちゃんが主人公を演じた2作目が作られていましたが、得意のカラテ・アクションなんかも盛り込まれて、千葉ちゃんらしい一編に仕上がってましたっけ。尤もこちらも、原作のイメージからは遠かったですが。でも、原作通り、もみ上げを長くした千葉ちゃんも、それなりに頑張ってはいましたが…。
この日、大毎地下劇場から、劇場が発行している「大毎地下ニュース」というタブロイド新聞が届いてましたが、これは、この8月に遂に大毎地下友の会の会員になったからですな。実は、13日に『くるみ割り人形』と『アルプスの少女ハイジ』を観に行った際に、帰り際に会員の申し込みをしており、ちゃんとその事は映画手帳に記されていたのに、ここにアップするのを忘れていたんですな。なので、今ここに記しておきます。
大毎地下友の会に入ったら、どういう特典があったかというと、毎月発行の「大毎地下ニュース」が送って貰える…会員じゃなくても、劇場へ行けば貰えるのではありますが…のと、そのニュースのクイズに参加出来、正解すれば招待券が貰えたり、会員証が発行されて、当日券を買う時にそれを提示すれば、会員割引料金で鑑賞出来、さらに10回鑑賞する度に、1枚招待券が貰える…会員証とは別にスタンプカードが発行されて、それに10回分のスタンプが押されるようになっている…という辺りだったですな、確か。なので、それまではずっと、前売券を買って観ていたんですが、会員になって以後は、当日券で観るようになりましたね。確か年会費は500円ぐらいだったと思われますが、当時は毎月数回は通っていたので、それ以上の恩恵はありましたな。あと、確か、入会の更新をする度にも、招待券が貰えていたように思います。まさに至れり尽くせりの特典だった訳ですな。
当時は、他の名画座でも、こういった形の会員制をやっていた所もあったんでしょうが、これが今のシネコン等の会員制運営の元になっているものであると思われますな。1回映画館に足を運ぶ度に、また行こうと思わせるサービスぶりが、映画ファンの心理を突いたところになっている訳で、これがリピーターを増やす原動力にもなる訳ですが、ただ、こういうコアなファンは、昔は沢山いましたが、最近は本当に少なくなったというか、コアなファンとそうでない一般の映画観客との間に、かなりの差が見られる感じはありますな。年間何十本も映画を観る人と、1年に数本しか観ない人の両極端に分かれてしまってるというか…。結局、どれだけサービスがあっても、映画館に行かない人は行きませんからね。特に最近は、家にいながらにして自由に映画が観られる環境が整ってますからな。そうでなくても世界一高い映画料金をふんだくってる日本の事ですからな。1800円が高いか安いかの価値観は、今こそ問われるべきだと思いますな。
因みにワタシ、好きな映画だったら、100万円でも1億円でも払ってもイイと思ってますが、そうでない映画には1文たりとも出したいとは思いませんものね。ま、あくまでも「思う」だけですが…)