
(「SF映画の世界3」は、東宝レコードから出ていた、特撮映画のサントラ・オムニバス集の第3弾。ゴジラ映画は、「ゴジラ」1~3の各LPに収録されているので、それ以外の特撮ものの音楽を集めたものになってましたな。で、この第3弾には、『緯度0大作戦』『海底軍艦』『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』『決戦!南海の大怪獣』が収録されておりました。丁度、先日のオールナイトで『フランケンシュタイン対バラゴン』と『サンダ対ガイラ』を観たばかりだったので、実にタイムリーな購入ではあり、LP自体は、この前の年に発売されていたものでしたが、今回の鑑賞をきっかけに買ったものだったと思われますな。
ジャケットがフランケンシュタインと大ダコの対決シーンというのがインパクト大で、これは当時の日本では、過去にテレビ放映された際のバージョンだった事もあり、あまり見られなかったある意味貴重なショットではありましたっけ。で、実はこのレコードが後に他のメーカー…アポロンだったような…から再リリースされた際は、収録内容は同じながらも、ジャケットのデザインが替えられて、バラゴンが単体で大写しになってるものになってまして、その後の『フラバラ』単体でのサントラ盤CDのジャケットも同様で、どうやら、版権の問題があって、フランケンシュタインの画像は極力使用できなくなってしまったようなんですな。なので、この初リリース版のジャケットは大いに希少価値のあるものになってしまいましたな。
そういえば、アメリカでリリースされた『キングコング対ゴジラ』のサントラCDも、ジャケットにはゴジラの画像しか載っておらず、キングコングが一切掲載されていなかった事を思うと、これも恐らく版権問題なんでしょうな。しかし、やれ版権とかやれ肖像権とか、いちいちうるさい事を言うもんですな。ある種、夢を売る商売なのに、そんな事を言ってたら、夢どころではありませんな。せっかく全うなファンである我々が、「フランケンだ! コングだ! 大好きだ!」と楽しもうとしているのに、そこに「版権だ!人権だ!肖像権だ!商売だ!商売だ!金出せ!儲けるんだ!金くれ!儲けさせろ!ダメだ!使わせない!禁止だ!違反だ!逮捕だ!起訴だ!死刑だ!」と言ってるようなもんで、いたいけな子供たちに夢を与える事も出来なくなりますな。いつまでもピュアでキレイな心と瞳を失っていないワタシからしたら、ホント、大人ってのは汚い世界だナァと、つくづく思ってしまいますな)