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 夜、水曜ロードショーで『奇想天外! 特撮大トリック!! アルゴ探検隊の大冒険』を観る。生命無き物に生命を与える。それが人形アニメの素晴らしさなのだ。ああ、人形アニメによるゴジラは出来ないものか。

(人形アニメというか、ストップ・モーション・アニメーションの第一人者レイ・ハリーハウゼンによるSFファンタジー映画の名作でしたな。この時の放映を含めて何度かテレビで観てますが、あまり面白いと思った印象が無いのは、やはり怪獣や恐竜が出て来ないからですかな。神話を題材にした話というのも、ワタシのあまり好きではないジャンルという事もあり、同じハリーハウゼンものでも、どちらかというとワタシは、“シンドバッド・シリーズ”や『恐竜100万年』等の恐竜ものの方が好きで、特に『恐竜100万年』と『恐竜時代』、そして『SF巨大生物の島』は面白かったですな。
因みに、俗に云う“原始人シリーズ”の第3弾に当たる『原始人100万年』は、恐竜が全く出てこず、本当に原始人だけの話だったので、面白くなかったですな。まぁ、これにはハリーハウゼンは関わっていなかったと思いますが。
ストップ・モーション・アニメは、コロムビア映画ではダイナメーション、若しくはダイナラマと称してましたが、この手のジャンルの映画は、例の『ジュラシック・パーク』以降、CGで描かれる事が多くなりましたが、いかにも人形が動いてるって感じのストップ・モーション特撮は、今観ると逆に新鮮に感じますな。手作り感というか、作り手の温かみが感じられるというか、苦労して撮影されてるんだろうなぁといった事柄までも想起させて、映画に厚みが加わってるようにも思いますな。
他の特撮にしてもそうですが、今のCG特撮って、上手く出来てはいるものの、温かみとか厚みが感じられず、ナンか薄っぺらな印象を持ってしまいますな。それに、特撮だけではなくて、激しいアクションのスタントなんかにもCGが多用されて、本当は実際のライブ・アクションなのにも関わらず、「どうせCGだろう…」と思われてしまうのも、ナンか不憫ですな。そういう意味では、CGの功罪というか、ある意味、それを使う事によって、作り手が自分で自分の首を絞めているというようにも思われますな)