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 朝、7時40分に家を出て、難波の南街シネマで「ゴジラ映画大全集」の3本立てを観る。まずは『ゴジラ対メカゴジラ』。4月にテレビで観た時は、大分カットされていたんだなぁ。ゴジラとメカゴジラとの対決は面白いが、やはり怪獣による恐怖が無ければ盛り上がらない。逃げまどう群集が描かれなくては。[1/2]

 2本目は『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』。71年にリバイバルされた際のニュー・プリントである。タイトルを観りゃあ分かる。オリジナル版よりも19分もカットされている。8年前に劇場で観た時は、つまらなかったのだが、今回、怪獣の対決シーンだけは良かった。[2/3]

 3本目は『キングコング対ゴジラ』。これまた2年前にリバイバル公開された時の短縮版であり、23分もカット! キングコングとゴジラの対決シーンは、プロレス的で面白いが、本家のようなスペクタクル性は感じられない。動きが、人間的なのと本能的となのとの混合だからだろうか。[ほぼ満席、14:15に帰る]

(昨日が夜8時半から夜明けまでの長丁場で、朝、家に帰って来て、1時間後にまた家を出て、難波に出掛けておりましたな。今更ながらにタフというか、若かったでんすな。
で、今度は「ゴジラ映画大全集」。昨日からの公開で、昨晩の尼崎東宝でも、既に観て来た人がいて、「『怪獣大戦争』は相変わらず短かった。怪獣対決のシーンは良かったけど…」という会話をしたりしていて、「ハハァ~、そうなんだ」と、一応、覚悟&納得しながらも、観に行きましたな。
今回、何故この3本がセレクトされたのかは分かりませんが、恐らく、比較的ニュー・プリントで上映出来易そうなもの、という観点からのセレクトだったんでしょうね。この3本の中では、『ゴジラ対メカゴジラ』が一番新しく、これだけは初公開版そのままのプリントでしたな。既に東宝チャンピオン祭りに組み込まれた作品だったので、ランタイムも短めで、そうそう、今回の3本は、ランタイムが短めというのもポイントだったんでしょうな。3本立てなので、その辺りも考慮されていたんでしょうな。
でも、我々が観たいのは、どうしても旧作の方で、そういう意味では『怪獣大戦争』と『キングコング対ゴジラ』は嬉しいセレクトでしたが、いかんせん、どちらもチャンピオン祭り版の短縮版だったのが難でしたな。怪獣中心のシーンで構成されて、人間ドラマのシーンは悉くカットされた異様なスピードの短縮版でしたが、特に『キングコング対ゴジラ』は、人間ドラマのシーンに笑える面白いシーンが沢山あるので、それをカットしてしまっては、単なる怪獣決闘シーンの名場面集になってしまっていて、1本の映画として成立していなかったのが致命的ですな。尤も、『キングコング対ゴジラ』は、この時点では、オリジナルの長さのプリントの所在が不明だったので、短縮版で公開されるのも止むを得ませんでしたが。
同様に『怪獣大戦争』も、宇宙侵略ものと怪獣ものとのコラボという点が新味ではあり、人間ドラマの部分をカットしたんでは、宇宙侵略もののパートが希薄になって、映画の厚みが出なくなるのも難点ではありましたな。巷の評判で『怪獣大戦争』の評価が低いのも、この短縮版が原因なのかも知れない、と思ってしまいますな。
因みにワタシは、ゴジラ映画の中では、『モスラ対ゴジラ』『キングコング対ゴジラ』に次いで、『怪獣大戦争』を高く評価しております。何たって、3大怪獣が思う存分都市を破壊するシーンがイイですね。というのも、『怪獣大戦争』の都市破壊のシーンが、一番ボリュームがあるからなんですな。『ゴジラ』『空の大怪獣ラドン』『モスラ』『モスラ対ゴジラ』は、全て怪獣一匹だけの破壊だし、『ゴジラの逆襲』『キングコング対ゴジラ』『三大怪獣 地球最大の決戦』…ゴジラとギドラのみ…では、2匹だけでの都市破壊だったのが、『怪獣大戦争』は3匹というのが凄いんですね。この3匹での破壊というのは、後にも先にもこの映画だけなので、そういう意味では、これが最後の都市破壊が楽しめるゴジラ映画だったのだと思われますな…その後の『怪獣総進撃』は論外ですからな…。
ただ、ラドンのシーンに『空の大怪獣ラドン』のライブフィルムが使われているのが残念ではあり、まぁ、予算の都合という事もあったんでしょうけど、アレがライブでなければ、本当の意味で傑作になったと思うのですがねぇ。
という事で、前日と合わせて、延べ9本の特撮怪獣ものを観た事になるので、余程疲れていたんでしょうな。この日の夜は、日曜洋画劇場も観ずに寝てしまったようです)