


続いて朝日放送の迎春特別映画大会~第2部(2:48~4:07)で『荒野の大活劇』を観る。この“迎春特別映画大会”は、迎えて今年で3回目。期待のクリント・イーストウッドのソックリさん登場シーンはカットされていて実に残念だけど面白かった。まさしく荒野の大活劇。ガンプレイ、ユーモア、ロマンス、アクション、そして列車でのスリルと、とにかく楽しませてくれた。ジュリアーノ・ジェンマは元々コメディを演じれる男優なので、こんな作品にはピッタリだ。それでいて、又の下から撃ったりの相変わらずのガンプレイを見せてくれる。風呂に入っていても十数人の悪者をやっつけるのだから大したもの。あの一番の悪役を演じた男がまた愉快。まるで、これまたまだまだ観ぬ『007/私を愛したスパイ』のジョーズのように不死身。そしてそして、あのシドニー・ロームがカワイさを振り撒いてこれまた大いに結構。マカロニ・ウェスタンの中でも5本の指に入る事間違いなし。
夜、日曜洋画劇場で『ドラゴン危機一髪』(劇場公開題名『ドラゴン危機一発』)を観る。この映画、やはりブルース・リーの初主演作だけにアクション・シーンが少なく、3箇所しかない。だが、その少ないアクション・シーンでも、リーの技は素晴らしいものであり、見とれる一方。内容に関してはあまり頂けないが、リーが出ているだけでも儲けものだ。テレビの画面では小さ過ぎてアクションがはみ出してしまって迫力に欠けた。また、実際の映画での音楽とは全然別のものが入っており、肝心のシーンには音楽がかからなかったり、やはりこれは香港映画である為に、MEテープが完全でないのだろう。ラストでの歌も無かった。次回の『ドラゴン怒りの鉄拳』に期待しよう。[視聴率:関東22.3%]
(『電撃フリント/アタック作戦』は、テレビで観るのは2度目だったけど面白かったですな。後にビデオで完全な形で観ましたが、そんなに面白いと感じなかったのは、やはり小林清志氏の吹替えでなかったからでしょうか。そう思うと、こういう作品は吹替えで観た方が面白い映画って事になるんでしょうな。
逆に、まだ一度も完全な形で観た事がないのが『荒野の大活劇』。主人公コンビが、ある町にやってきたら、その入り口付近で、イーストウッドにソックリなガンマンが死んでるシーンがあると、「サントラ・レコードの本」で増渕健氏が書いていて、それを楽しみに観たらカットされていた模様でして、その後のテレビ放映でも見当たらず、結局未だにそのシーンが拝めていない訳ですが、本当にそんなシーンがあるのか不安になってきました。既にDVDもリリースされているので、確認しようと思えば可能ではあるものの、その為だけに買うのもナンだし、さて、誰か教えてくれないものでしょうか。もしかするとデマというか、都市伝説なのかも知れませんな。
そして『ドラゴン危機一発』。前年の『ドラゴンへの道』に次いでのブルース・リー映画のテレビ放映第2弾。前回が柴俊夫だったのに対し、今回は藤岡弘がリーの声をやってましたが、上記の感想でその事に言及していないところをみると、別に違和感なかったようですな。それよりも、BGMが劇場公開版と違う事の方が驚きだったようで、「香港映画である為に、MEテープが完全でないのだろう」ナンてホザイておりますが、実はそういう事情じゃなかったんですな。ある意味、これがオリジナル版だったようで、日本で劇場公開されたのは、日本の配給会社が色々イジッていたんですな。当時はそういう事は全く分からなかったものだから、いい加減な事を書いてましたな。でも不思議なのは、『怒りの鉄拳』も『への道』も、オリジナル版と日本公開版とで、BGMにそんなに大きな違いは無い…明らかに日本で挿入した歌曲は除く…のに、『危機一発』だけは、北京語版、広東語版、英語版だけでもかなり違いがある上に、さらに初公開版、リバイバル版、ビデオ版、DVD版でも違うというのが、ナンとも解せないですな。しかも、どれと比較しても、日本劇場初公開版が一番カッコ良かった訳で、これだけは是非とももう一度、あのバージョンで観たいものですな。
因みにこの放映時、ウチの親父が初めてブルース・リーの映画を観て、観終わった後「日本のヤクザ映画みたいやったなぁ」と感想を漏らしておりました。確かにその通りですな。当時の香港のカラテ映画って、基本的なストーリーは、ほとんど日本のヤクザ映画の焼き直しでしたもんね。ウチの親父は東映のヤクザ映画のファンで、よく、ウチの近所にあった赤川昭映という東映直映の映画館で、土曜の深夜にオールナイトを観に行っておった模様です。ワタシも幼少の頃、何度かついて行った事がありましたが、まだ幼稚園か小学校低学年だったもんで、全く理解出来ないでおりました。そんな中でただ1本、これは恐らく時代劇だと思うのですが、1シーンだけ覚えているシーンがあり、それが何の映画だったのか、誰に訊いても分からないものがあるのですが…某巨大掲示板で訊いても返答が無かった…、何方かお知恵を拝借できないものでしょうか。誰かが舌を切られてフラフラになりながら砂漠のような場所を歩いていて、その内、転げて死んでしまうという、そのシーンだけなんですが、分かりますでしょうか。多分、東映の映画だと思われます。たったこれだけのシーンなので、分かれという方が無理な話だと思いまして、誠に恐縮ではありますが、私の積年の疑問でありますもので。因みにその件で親父に訊こうにも、20年前の1月2日未明…丁度今頃ですな…他界してしまっておりますもので…)