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 夜、水曜ロードショーで『野獣暁に死す』を観る。とにかくマカロニ・ウェスタンは面白い。文句なく楽しめる。『西部悪人伝』のウィリアム・バーガーが出ていたとは。主演のモンゴメリー・フォードは、ちょっぴりフランコ・ネロに似ている。『荒野の七人』を連想させるあの5人組の連帯感が何とも云えない。それと、あの仲代達矢の悪党ぶりは凄いものだ。日本にもあんなイイ男優がいるのに、もっと上手く使えばいいのに。気分爽快。やはり、こういう映画はラストでスカっとするところがイイ。

(マカロニ・ウェスタンの元祖となった『荒野の用心棒』が、『用心棒』からのパクリという論理に基づくと、その『用心棒』に出ていた仲代達矢をマカロニの悪役として抜擢するのは、至極全うな論理の帰結だと言えますな。キャスティングされた仲代氏も楽しそうにやっていたのが良かったですな。彼の姿を見て、黒澤監督がどう思っていたのか、興味の沸くところではありますな。
あと、この邦題がどことなく大藪春彦の小説を思わせるのは、仲代達矢が主演した『野獣死すべし』に引っ掛けた、配給会社の作戦だったのでしょうかねぇ)