夜、土曜映画劇場で『暴走族 白昼の暴行魔』を観る。何とも凄い映画だった。テレビ・ムービーながらも、これだけ作れれば大したもの。現代の“理由なき暴力”の実態をクッキリと、しかも身近に浮かび上がらせたリアルな作品でした。『激突!』のタンクローリーしかり、『悪魔の追跡』の魔族しかり、現代の中に潜む得体の知れない暴力の恐ろしさには凄まじいものがありますね。主人公を演じたロバート・カルプが最後、今まで堪えていた怒りを全てぶちまけた時は、凄く気持ちが良かったです。監督のリチャード・T・ヘフロンの演出も見事で、今後注目の監督ですね。『新ウォーキング・トール』と名付けてもイイような、そんな傑作でありました。
(最後にロバート・カルプが、野球のバットを振り回していたのを覚えていますが、内容についてはほとんど忘れました。ビデオとかにもなっていないようで、ちょっと残念ですな。似たような邦題で、『白昼の暴行魔』というのがあり、それはレイモンド・ラヴロック主演のイタリア映画でしたな。ちゃんと劇場公開されていたようで、それに便乗した『白昼の暴行魔供17才・襲われた誕生日』というのは、ウェス・クレイヴン監督の『鮮血の美学』の事で、これも後に劇場公開されていたっけ。いずれにせよ、一般市民が暴行魔に襲われる映画は、大体が“白昼の暴行魔”で通ってしまうようですな)
(最後にロバート・カルプが、野球のバットを振り回していたのを覚えていますが、内容についてはほとんど忘れました。ビデオとかにもなっていないようで、ちょっと残念ですな。似たような邦題で、『白昼の暴行魔』というのがあり、それはレイモンド・ラヴロック主演のイタリア映画でしたな。ちゃんと劇場公開されていたようで、それに便乗した『白昼の暴行魔供17才・襲われた誕生日』というのは、ウェス・クレイヴン監督の『鮮血の美学』の事で、これも後に劇場公開されていたっけ。いずれにせよ、一般市民が暴行魔に襲われる映画は、大体が“白昼の暴行魔”で通ってしまうようですな)