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 梅田の紀伊国屋書店で「世界の名画&名優大全集」を買う。クイズ形式の写真集で、往年の名作から最新の映画まで、沢山の名場面スチルやスターの写真が掲載されていて、先日の「ライフ」に比べて親しみ易いのがイイです。

 夜、月曜ロードショーで『ホット・ロック~あの金庫を破れ!~』を観る。メチャクチャ面白い。『ダーティ・エディー』でミソをつけたピーター・イェーツの名誉挽回といった感じの快作で、犯罪がまんまと成功してしまう所も気に入りました。ロバート・レッドフォードのコミカルな演技もイイですね。

(この日買った「世界の名画&名優大全集」は徳間書店発行のムック本で、監修は故・荻昌弘氏。どのページもクイズ形式になっていて、映画の基礎とも云うべき簡単な問題から、多少マニアックな難しい問題まで、幅広いジャンルのクイズが網羅されているもの。1800葉の写真が掲載されているのも魅力的で、映画初心者には実にタメになる本でしたな。問題の傾向を見る限り、今の「映画検定」の原型のような感じもしますな。因みに、“雑誌と単行本の魅力を合わせた新しい本、それがムックです”と表紙に書かれていて、この辺りからですかね、ムックという言葉が使われ出したのは。
テレビで観た『ホット・ロック』は、大好きな犯罪映画の1本ですね。血なまぐさいシーンは全くなく、全編笑って見られる軽いタッチの犯罪コメディで、それでいてちゃんとサスペンス・シーンはハラハラさせてくれるという、なかなかの傑作でしたな。原作は“悪党パーカー・シリーズ”のドナルド・E・ウェストレイクで、小説の方も傑作と謳われていますね。こういう映画こそ、DVDで観たい映画だと思うのですが、ま、ビデオ持ってるから別にイイですが…)