テレビでは政局の話で持ちきりですが、とりあえずはすごく個人的ではありますが、買い物する時の消費税分がなくなるよりも、賃金が上がってくれればありがたいと思っている小生です。

結局はその瞬間は安く済んだと思っても、他の税金が上がってしまったり、高齢者の負担が上がったりでバランスを取ることになれば、人生資産ではそこまで大きく変わらないかもしくはトータルマイナスではないかと思う。同じ一瞬であれば悪手ではあるものの一律給付の方が分かりやすいし、一瞬のハッピーはみな味わえると思うのです。もっといえば今高齢者に負担を強いてまでやれば、いつかはみな高齢者。自分たちに返ってくるだけでなく、子供達にも負担を強いることになる。平等なんて都合のいいものはないけど、負担だけは平等にやってくるのだ。それを考えれば、消費税減税なんて馬鹿げた論争にはならない。喜ぶのはレジとかのシステム業者だけ。しかしオールドメディアはこぞって消費税を争点にしたがる。問題の本質を知っているだろうに。。。結局国民の敵は政治をしている政治家ではなく、情報コントロールしている人たちではないのかと思うと、考えるのがバカバカしくなる。小市民はコツコツと働いて、働いて、働いていくしかないのでしょうか。我が手を見ても。。。と言いたくなる。

 

さて今回は昨年の1月に公開された筒井康隆さん原作の作品です。
小生は筒井康隆さんに影響された一人で、学生時代に出会い片っ端から読み漁りました。実験的な作品からメタな作品、児童文学などなど筒井さんの作品は色とりどりで、同じ作家が書いたものとは想像がつかないものばかりです。そして、原作作品は映画、ドラマだけでなく芝居やアニメにもなっているので、皆さんも作品の名前を羅列すればどこかで触れているはずで、日本の文壇を引っ張っていた方です。

で、今作ですが、もちろん読んでいるはずでして、ただ内容を全く覚えていない。自分の書棚を思い出すと確かに背表紙のイメージはあるにもかかわらず内容が記憶にない。
ということで、逆に楽しめたのは副産物です。

長塚京三さんの演技の見応えのある作品です。随分前になるだろうか長塚京三さんの一人芝居を見に行ったことがありますが、そこは映像と芝居の違いもあってか、迫力みたいなものに圧倒された記憶があります。それとは違っていて、今作では迫力とか、そういった気迫どころか気迫は感じられず、ただそこにある日常みたいのが、流れているかのような自然の演技ってこういうことなのかと、以前見た芝居とのギャップに驚かされました。それに、淡々とした中にも惹きつけられるものがあり、セリフがないシーンでも見入ってしまうのは、やはり魅力と言わざるおえないでしょうか。

人によっては、淡々としていて飽きてしまいそうですが、最後まで見ることをお勧めします。そこは筒井ワールドですので(笑)

晩年をどう過ごしていくのか、そんなテーマもあったりするのかもしれません。自分に置き換えては見るもののリアリティがなく、想像がつかないのが今のところですが、いつかはやってくる日に備えは必要です。まあ、今を生きるのに精一杯だから、またの機会に小生はします(笑)

そんな感じなので、お子さんとみてもなかなか感情もお話も理解に苦しむし、その年齢にならないとわからない悲哀にも似た日常は体験してみないことには何とも説明もつかないので、一人で見てみるのをお勧めします。さて、原作を読み直して記憶を呼び起こそうって話。