なんか、夏なのか?と思わせたらいきなりの土砂降りでやっぱり梅雨だと思っていた5月下旬から6月初旬。暑い?とは思わないから不思議なもので、なんだか不思議な気候ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。こうも気圧の変化があると、健康体でも体調を崩すと言います。5月病って、やっぱり病気なんだと気付かれたのは昨今の話。むかしは怠け病とか言っていたけど、時代なんだと思う。それでも膝を叩いて頑張った世代もいる。4月はじまりで、新入社員が初めての長期休み。たぶんGWは一区切りで、そこまでは社会人マナーとか基礎的なことぐらいで、Gw明けから本番という時に緊張も解け始めたころに一気に疲れがどっと出るところにきての、気圧の変化。こりゃあ体調悪くもなる。小生はどうだったか・・・祝日とか関係ない仕事をすることが多っかたり、休みが平日だったりと変則的だったので、あんまり気にならんかったのかもしれない。あっそういえば夏休みって・・・年末年始って・・・人生いろいろです。
 

さて、人生いろいろ嘘八百シリーズ?もう第三段なので、シリーズと言っても過言ではない骨董コメディです。

題名の通り今回は大阪が舞台となっています。今回もいつも通り倍返しです(笑)
この作品のシリーズを通して面白いのは、復讐劇にはならなくて、やっぱり仕返しと言うのが、なんかよいです。それは水戸黄門が「こらしめてやりなさい」というように、ちょっとおいたが過ぎたのでお灸を据える的な感覚なのがよいです。まあ、がっつりお縄レベルなんですけどね苦笑

そこら辺が毎回言っている日本版オーシャンズって思える要素の一つだと思います。それから、もう一つの要素は痛快であるということです。痛快さがあることで、復讐劇が仕返しにして作品をポップにしあげているんだと。

佐々木蔵之介さんと中井貴一さんのコンビも丁々発止のやりとりは健在どころかますますの面白さです。言い争いながらもゴールが一緒であるから手を組んでいる的な感じなのに、この二人が友人だったら「仲ええやん」とつっこんでいるでしょうか。

まあ、残念だったのは木下さんが…まあ色々あって、坂田さんがご病気で出演されていない所ですが、まあ新たなチームになるんすけど、ムネアツ展開です。
森川葵さんは、この作品に育ててもらってるかのように回数を増す毎、奔放な娘役が型に入ってますし、なんと今回は流石にと思ったらきっちり塚地さん出てます(笑)塚地さんの良い部分が出ていて、会話でありながら専門的な知識を出す役柄だけに説得力のある演技も求められる中で、まくしたてる説明台詞回しは噛まないでできるなあと感心するほどです。

出演者の多くが関西出身というのもあるのでしょうが、物語がすんなり入ってくるので、皆さんナチュラルに見える演技で見やすいです。

爆笑まではいかなくとも、クスりとさせる作品で、痛快な終わり方も、このシリーズを楽しめる要素になっています。次はどこで、やってくれるのか楽しみなんで、ぜひシリーズとして続けてほしいものです。

歴史的な話も出てくるし、地域のおはなしなので、お勉強と観光気分を味わいながら楽しめる作品です。お子さんと一緒に休みの午後にでも観られる事をおすすめします。

歴史的に考えると当たり前なんですが、近畿ばっかりじゃなくて、他にもできないものかと一人で妄想する小生でありましたって話。