GWも終わり、平日が戻ってまいりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。小生は前記したように普通にお仕事をしていたので、街の雰囲気でと電車の込み具合で「ああ連休終わった」と感じていますが、皆さんは体調などは崩されていないでしょうか。幼少の頃は「五月病」は病気というよりもさぼり癖とか、怠け病みたいな言われ方をしていましたが、昨今では本当に社会問題となっているようです。なんかだるいなとか、なんだか眠れないとか、あったら気のせいかと思わずにちょっと自分を疑ることも必要だと思います。心身ともに健康であることが大切ですから。

 

さて、今回は休み明けのだるい漢字を吹き飛ばす痛快コメディです。内容は前作と変わらずですが、状況がそれぞれ前作から成長?というか環境が変わっている所から始まって、続きの感じがよく出ています。だからといって、マンネリもなくてワクワクしながら最後まで見ることができました。この作品の特徴はなんといっても出演者が豪華で誰も彼も演技演技対決じゃないですが、やりとりだけで笑えてきます。まあ、関西が、舞台なのでそれはお笑いの人もちらほらいますが、なかなかどうしてしっかり演技がはまっています。

今回のゲスト出演は広末さんで、私生活はおいておいて、演技が幅広くなられて影のある役なんてなかなかなもんです。正直、鉄道員の頃の演技は「ないわ〜」とか思っていたのですが、今は色気のある演技を見せてくれます。そういえば詐欺師役といえば、広末さんはコンディフェンスマンjpにもご出演されていますが、また一味違った演技を見せてくれています。

佐々木さんと中井さんの掛け合いも見もので、漫才を見ているかのような間の取り方をしていて、それが全体的にテンポの良い作品に仕上がってます。見終わったあとの感じが、あっという間で時間を感じさせない作品の要素の一つかもしれません。

中でも、モブだと思われていた塚地さんがキーパーソンとしての役割をしているのも笑えました。そして、木下さん、坂田さんなど他の面々も変わらずに控えています。

それから、前にも記しましたが古道具ということで、それにまつわる話があり、歴史の勉強にもなるところが二度美味しい。大河ではやらない話とか、教科書には乗ってない話があって知識も得られる上に面白い。
そして、映画としてはスカッとした気持ちよく終われます。

何か雨模様のお休みで、出かけることもなく家で過ごす時には、歴史の勉強とかこつけてお子さん見るのはいかがでしょうか。

次回作も録ってあるので、小生は楽しみに休みの日を待ちたいと思いますって話。