4月も半ばを迎えて、先週まで上着が手放せない日が続いていましたが、桜の開花から上着いらずの日が多くなった気がするのは小生だけでしょうか。年度末の仕事がひと段落というか、ゴールが見え始めて心持ちが楽になり通勤時間に本でも読むかとか思っている今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

そう言えば、キュリー夫人て何者だろうかと思って見た次第です。思えば漫画の偉人伝みたいので、なんとなくしか覚えてないけど、ノーベル賞を受賞したり、女性の地位向上につとめた方というイメージでした。史実にどの程度基づいているのかはわかりませんが、大人の事情も含めて描かれているので、彼女の一部を理解できました。漫画だと青少年を対象にしているので、どうしてもサクセスストーリーになりがちなので、人間というよりも、まさに偉人になりえるエピソードがメインになってしまうのは致し方がない。それに対して、今作品は偉人といえど人間であって色々あるよねというところまで描かれているので、だいぶ人間としての彼女を知る事ができました。とはいえ、特別な演出とかはなくたんたんとしてストーリー�
�流れていくので、とても見やすかったです。面白かったのは旦那さまの存在です。漫画とかだとチラリとしか出てこない端役なのですが、出会いから別れまで描かれているし、ちゃんとキーパーソンになっている。ノーベル賞受賞者だって恋愛もします。失敗もします。ヤキモチも焼きます。ブチギレます(笑)先にも記しましたが、イメージが清廉潔白の出来た人間の代表達が集まって漫画偉人伝の中でも、特出すべき女性代表のキュリー夫人。そもそも子ども心に「夫人って」と感じたわけで、今ならファミリーネームじゃなくてファーストネームだろうなと思うわけです。色々な意味で。

まあ、キュリー夫人という名前で広まった偉人伝。それを映画化したというのは、偉人としではなくて、個人の人を描いているわけで、そこには偉人伝では語られない人間性みたいなものがあって、発見者としてや、母親としてや、女性という立場での苦悩が見える辺りが人物を主題とした作品として見れるものに仕上がっていました

ノーベル賞受賞者としてお子様と…というわけにはいかない無いようも一部含まれていますので一概には言えませんが、偉大なる人の苦悩を見ることで、人間味を垣間見ることで化学に興味を抱いたり、すごい人も悩んでいるんだと言う事を知ってみるのもいいのかなと。

しかしながら、お子さんがいたなんて知らなかったって話。