三寒四温とはよく言ったものです。上着のチョイスが難しい季節。寒くても風邪もひけない年度末ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。上着ってむずかしいです。歩くと暑いし、立ち止まると寒いし、場所によって暖房ガンガンであったり、外からの風が吹き込むことも。考えれば、長袖で酒の力を使って外で飲む、お花見は寒いイメージですよね。昨年はこのシーズン後に解除されたので、本格的な花見再開は今年って感じですよね。みなさん久々だからと羽目を外さないようお気を付けください。小生?桜を見るとなんだかものがしい気持ちになってしまうのは、儚いからか、それとも卒業とか節目に見るからでしょうか。哀しい気持ちになるので「今年も咲いているなあ」ぐらいに眺めるのが丁度よいです。
さて、節目と言うと、年度末のせい?それとも編成のせい?理由はわかりませんが「となりのナースエイド」が終わりました。感覚的には来週ぐらいに終わるかと思っていたのですが、なんか早いイメージです。ただでさえ、この第四四半期は1月スタートで正月特番などで1,2週遅れて始まったりするものなのでただでさえ話数がすくないのになあと思っておりました。見るきっかけは、ナースエイドというお仕事を知らなかったというのとミステリー要素があるようだったので、何となくこのクール見るドラマの一本に。川栄さんはじめ出ている人も様々でキャラが立っている方たちで、毎週面白く拝見しておりました。
川栄さんの演技は見るたびにうまくなっているような・・・まあ、AKB時代から見ていますからね。その成長ぶりというと偉そうですが、ドラマの中でコメディとシリアスを行ったり来たりする感情がころころと変わっていく様をうまく表現していたように思えます。あとは吉住さんですね。残念ながら仕事でR-1は拝見できていなかったのですが、一人コントをいつもやっているだけになじんでくると演技はとして今後も期待できるんじゃないでしょうか。最初の頃は、コントのまんまの吉住さんがそこにいて演技というより、役にはめてポジションされているような感じでしたが、話が進むにつれてコントの吉住さんというよりも吉住さんの演技としてみることが出来たし、今後も吉住さんの演技を見てみたいと思いました。
矢本さん、水野さん、古田さんなど脇もがっちりで、皆さんコメディも迫力ある演技も技量のある方々で、現場が楽しさそうな雰囲気が伝わってきたドラマでした。
しかしながら、最終話前まではドキドキワクワクと見ていたのですが、最終話が急展開というか、回収回収とサーと流れていったような印象でした。こっちの感情よりも先々に行ってしまう感じで「えっえっ!」という間にちゃんちゃんという感じで、物足りないというか、そんなに人間の感情って単純なものだろうかと思ってしまいました。ドラマの中で出てくる「ポジティブモンスター」とはいえ、いやあそれも?と疑問に思わざるを終えないです。
というのも180度変わるのに葛藤している暇もないほどに、変わっていってしまうので「そんなに急がなくても~」と思いました。だったら、あと一話を使って、丁寧に描くほうが良かったのではないかと思います。なので、オチを見た時に「おーいっ」と突っ込みたくなりました。
最近のNTVさんは、色々とあるようですが、だからこそ真摯に創るのがと思います。好きなバラエティ番組もバスバスと終わってしまう年度末、様々な事情があるにせよ残念です。4月から「コッチ側」として何を見てよいのやら。
ドラマですが、最終話まえまでは楽しく拝見で来たのですが、最終話の速足感がちょっとなあという感じでしたが、思わせ振りなラストでしたが、大筋のオチはあったので続きは・・・やるなら見てしまうかもって話。