5月もあと一週間で終わりって、早いものです。なんもしていない・・・。5月はGWもある(別に小生は休みではないが町が休みモード)ので、なんとなく不思議な感覚です。これから梅雨なのかと・・・すこし憂鬱です。なにがって、別に雨が悪いわけではなく、電車やバスが時間通り動いてくれれば、雨も風流だと感じれると思うのですが、朝起きる時間が変わるので少しめんどいです。

 

そんな憂鬱な梅雨を迎えるなかで、スカッとする映画です。

今回は伊藤英明さん主演の作品です。相変わらず何も前情報なく鑑賞しました。
ムナクソ映画ですが、嫌いじゃないです(笑)この作品を嫌いじゃないというのも小生の品性を疑われそうですが、スッキリして(何か普段抱えているのか苦笑)、エピローグも鮮やかでモヤモヤ感なく鑑賞できました。
映画としてきれいに終わっていたので、原作があるらしいのですが、映像的表現をどのように文章で表現しているのか気になって読みたいところですが、描かれてないエピソードとかあったら悲しいのでしばらくは読まないでおこうかと。

伊藤英明さんの演技は、今まで「爽やか」を絵に書いたような役が多かった気がします。今回は、その爽やか伊藤英明さんのイメージをうまく利用した作品で、それをうまく演じていて、伊藤さんの演技への見方が変わりました。幅広くとも違うんですが、キャスティングか、監督の起用が光ったというべきかというところです。

また、伊藤さんちがいで伊藤沙莉さんも出演していたりしますが…。10年前の作品ですが、脇が豪華です。吹越さんの演技はさすがですし、林遣都さんも難しい役を演じていらっしゃいました。学校が舞台なので本当に出演者が多くエンドロールで「こんな人も!」と驚いたぐらいです。

で、内容はとてもお子様に見せるものではないです。はっきりと。

何と言うジャンルになるのだろうかと思ったけど、小生の中ではスプラッタです(笑)なので、青少年にはとても見せられない。

たぶん、主人公を中心とした本筋がメインなので、原作は様々な人のエピソードも絡んでくるかと思いますが、本筋にフォーカスしているため映画としては時間を感じずに見れました。

なんだろう…お勧めのシュチュエーションが浮かびませんが、必ず一人で見ることをオススメします。ハラハラ・ドキドキしながら、また俳優さんを探しながら見て見るのも楽しみ方の一つかなと。

狂気と正気の間には大きな隔たりがあると思っていたのですが、実はぐるっと回って表裏一体なのだなと感じさせられた作品でしたって話。