テレビ番組は、年末の様相で総集編やら、特番やらで通常モードではなく見ているだけでせかされているようで、気持ちが忙しくなってしまうのは小生だけでしょうか。みなさんはお仕事もさることながら、年末年始に向けて買い物やら大掃除やらでやることが一杯で気持ちも体も忙しいですけど、お体にはお気をつけてくださいね。小生は年始に体調を崩すことが多くあり、それは年始にゆっくりするために年末にラッシュをかけて、ほっとして年末を迎えているせいかとここ数年学びまして・・・お年はそこそこで参ろうかと思っております。

 

さて、ドラマも先週今週と最終回が多くありまして、このクール見ていたのは「あたりのキッチン!」という作品です。お仕事もあってか、通常のドラマを毎週見るのはなかなか難しくて、前評判とかネットで調べずに題名とか出演者で見るものを決め打ちしたり、たまたまザッピングで2,3話見てみたら面白いっと録画するようなるパターンで、今回は後者の何となく見てみたら面白くなってしまったパターンです。というか、時間帯が帰ってきてからでも十分に間に合うので、深夜ドラマはありがたい。昨今と言ってもここ10年くらい深夜ドラマは面白い。一昔前は安い制作費で実験的な策人も多くあり割と昔から見ている。生活スタイル的にだいたい同じ時間にザッピングをしていることもありリアタイで見れるのが良いし、挑戦的な作品が多いのではまれば面白い。おもしろくてシリーズ化されているものもあり、孤独のグルメなんてのは年越しドラマにもなっている。年越しは各局の冠たる番組を軸にやるぐらい力をいれている枠にどうどうと選ばれるくらいだから深夜ドラマを侮るなかれ。

 

そんな中で今回は「あたりのキッチン!」という作品。人見知りの大学生がとある料理屋でバイトをして様々な人と出会い成長していく物語で、なんとなく応援したくなってしまう主人公を桜田ひよりさんが演じており、人見知り特有の挙動不審がなんとも良い。後から知ったのだがsilentで主演の人らしい。話題になっているのは知っていたが見ていないのですが、どんな演技をしていたか今となっては気になるところです。

料理屋の主人が渡部篤郎さん。小生の好きな俳優さんの一人です。渋さはあるものの優しい主人を演じておられました。その一言一言は金言のように重みがあってあいかわらず良い。

全体的にほんわかムードでみていて心地よい作品ですが、ただ料理を作る、食べるだけでなく人も重いとか理由とかあったりして食べることを意識させられる良い作品でした。ただ、この時間にあんなおいしそうなものを見せられては・・・きつかった(笑)

 

小生はサブスクとか見逃し配信とかやってはいないのですが、興味がある方は年末年始にだらっと炬燵で丸まりながら全話見てみるのもいかがでしょうか?地上波の1時間だから45分程度なので12話で・・・9時間。まあ、そこそこの時間ですね苦笑

 

毎年年末といえば逃げ恥をやっていた時期があったので、その頃はみくりさんにいやされていましたが今年は違うようで・・・。今年も笑ってはいけないもないし、何を見ればいいんだ!と一人でもんもんとする小生でありましたって話。