ハロウィンが終わると街はクリスマスへと色を変えていき、あちこちで夜もキラキラする。イルミネーションっていつからだたのだろうか。もはや冬の風物詩となっている。毎年思うのだがクリスマスを過ぎると一気に年末正月になるので、イルミネーションもかたなしというか、なんとなしにまだ出しているの?と思ってしまうのは幼少の頃の記憶なん?ツリーを慌てて片付けて一週間後に迫った年末年始に向けて掃除やら買い出しやらでバタバタと31日を迎えてしまう。その頃の記憶というか習慣がイルミネーションもなんとなくクリスマスまでという目で見てしまう。みなさんはどんな12月の予定でしょうか?

 

さて、シン・ウルトラマンです。カラー制作のシンシリーズ?プロジェクト?ですね。あとはシン・仮面ライダーを残すのみとなりました。

あいかわらず出演者が豪華であります。長澤まさみさんは体を張っての演技に感服します。声だけの人たちも豪華でありました。にくいというかなんというか、シン・ゴジラと世界線がつながっているかののような演出もあり、これはなかなかにアフターストーリーとしてはアリだと思います。そんなシーンもあるので、どうしてもシンゴジと比べてみてしまうのは致し方がないでしょうか。

シンゴジの時は日本VSゴジラという分かりやすい構造でしたが、今回はいっぱい怪獣が出てくるので、てんやわんやもいいところ。ウルトラマンのストーリーもあったりで、盛沢山すぎてそれぞれのエピソードが薄くなってしまっている印象でした。日本としてのスタンス目線はよいのですが、シンゴジほど政治的な要素は薄くて、怪獣もたくさんやってきてそれぞれの理由とか意味とかあるのになんかさらっと流れていくようでした。

監督は庵野さんじゃないとはいいつつも、総監督ポジション?らしいので、脚本や編集もかんでいるようなので、ゴジラの時のようにこだわりとリスペクトは随所にみられるものの、話を広げすぎた感じは否めない。小生は年代ではないのでわからないがウルトラQのオマージュみたいな見たところもあったりするので、アッ懐かしいと思われる方々もいるでしょう。

あたらしいというところでいえばウルトラ警備隊が戦わない(笑)今思えばそうですよね。あんなでかい怪獣に対して精鋭とはいえ5.6人の隊だけで戦うのってありえないから、そこはリアルに寄せている部分があったけど、そのほかはシンゴジに比べるとファンタジーな感じだった。それが良いか悪いかはという話ではなくて、世界観的にどうなんだろうって。ゴジラはあり得るかもだけど、ウルトラマンはありえなさそうという線引きだったのだろうか・・・分からない。

 

福袋的な面白さはあるが、正直忙しいという映画でした。

 

斎藤工さんと山本耕史さんのやりとりはZ空調に引き継がれていったという話