蚊に刺された。
11月にも関わらずだ。100年振りに11月の夏日を更新したらしいので、季節はずれの蚊にも納得してしまう。そういえば、今年の夏は蚊に刺されることもなかったのは、あつすぎる故に出てこなかったのだろうか。蚊は人類を死に至らしめる第1位と言われている。血を吸うだけでは飽き足らず病気を蔓延させるらしい。一寸の虫にも五分の魂とはよく言ったものだ。ちなみに第2位は人類だというから愚か極まりない。
季節はずれの蚊に思いを乗せていたが考えてみれば、今年は特に暑かった。毎日のようにニュースでは報じられていたおかげが、耳タコで意識して水分補給と涼を求めていたおかげで、こうして夏が終わり秋、冬に向かって行く過程において振り返って見るとやっぱり暑かったと認識できる。暑い暑いと日が経過していたから対比などはせずに、その日その日を過ごしていたからであって、過ぎてみて対比ができる材料が揃ったところで「例年より暑かったね」となる。
思い返せば、蝉の声は聞いただろうか。幼少の頃の記憶には必ずつきまとう音。そして、夏の終わりを告げる哀愁漂うひぐらしの声も、今年は「あっひぐらしだ」と記憶にあるぐらい印象的で、期間というよりは点でしかなかった。振り返りをしてみると異常な事だと認識できる。
結果、生態系にも影響を及ぼす程に異常な暑さだったと言うことになる。

温暖化に対しては賛否両論あるところだが、今年の夏はそれを体感できた良い機会だったと思う。
個人的には温暖化には対しては、多少は考えるが、手の届く範囲で考える。メディアを非難するわけではないが、なんだか煽られている気がしているので、この情報化社会では色々な見解を目にする事ができるのでテレビだけにとらわれずに自分が思う所でやることにしている。
さすがに暖冬だというので、半袖で過ごす事になったら認識せざるおえないが、今の所雪も降るしコートも手放せない。確かに1月に半袖過ごせるようになった時点で温暖化とか言ってる場合ではないのだろうけど。

個人的には海洋プラスティックのほうが問題意識は強い。瓶から缶へ缶からプラスティックへの変遷をリアルタイムで見ており便利さも享受してきた小生だからこそ、深刻な問題と捉えている。それこそ海でそういったものを目の当たりにしているからこそ、報道も素直に受け入れられる。

小生はちっぽけであるがゆえに勝手も言える。ただメディアは公共の電波を使っているとはいえ、現在の社会では一個体の意見として受け入れれば良い時代になったかもしれない。各局でコンプライアンスを気にするあまり似たりよったりの報道は意味がない。みんなが、一個体の情報として認識すれば報道のあり方も変わるかもしれない。そうすれば、各局の色が出て面白いかったり、知りたい情報を得られるのではないだろうか。
勝手かもしれないが、これも一意見である。

それにしても、11月に蚊に刺されるなんて、まったくもってかゆいったらありゃしないって話。