お盆も過ぎると一気に「夏の終わり」感じがあって幼少の頃は、=「夏休みが終わる」ということで、寂しさやら宿題やら、学校に行かなきゃなど複雑な気持ちになったのを覚えています。大人になった今でもなんだか、一種の寂しさみたいなものが去来するのは、その時の名残なのでしょうか。ただ、暑さは続くので皆様、水分補給を忘れないで残りの夏も楽しんでくださいね。

 

さて、今回も劇場に行ってまいりました。今までのシリーズは、テレビで見たのですが今回始めて映画館で見てみた。
京都の宇治を舞台にした高校の吹奏楽部の話で、高校生ならではの悩みや、全国を目指しての葛藤を含めた青春を描いたお話でして、今回劇場で見ようと思ったのは合奏のシーンが見応えがあるので”これは良い音響で見たい!”ということで馳せ参じました。

全シリーズもそうですが、細かい描写で有名な京都アニメーションの作品でして、元吹奏楽部とか、音楽をかじってある方であるなら分かるかと思いますが、指使いの細かいところとか、普段はお客さんで聴いていては気づかぬ楽器の擦れる音(金属の擦れる音)、そして吹く前の呼吸など(吹く前の一気に息を吸う所)、細部に渡って描かれていてそういう所に感動する。

小生は金管、木管の経験はないので、近くで見ていた感じが出ており、あたかも自分も同じステージにいるかのような感覚になる演出が良いです。

ただ、題名にある通り今回はアンサンブルがメインだったので期待していた合奏シーンはなかったのですが、どうやら来年の春にテレビに帰ってくるとのこと。
これは楽しみです。詳しくは公式ホームページでご確認ください。

この春に吹奏楽部に入った方や、中学、高校への進学前の方、そしてかつて吹奏楽部だったあなたへ。懐かしく、思って見てみるのも良いかと思いますって話。