暑いとにかくである。みなさん体調には気を付けてお過ごしくださいね。

 

宣伝の時は、なんとなく妖怪?河童?ができてくる映画で、それにまつわる人間たちの話かと思ったのですが、まったく違ってすみませんでした。

 

ムコリッタは仏教用語で時間の単位の一つだということが冒頭で語られて、川っぺりにあるハイムムコリッタの住人のなんとなくの生活の中で、見え隠れする死生観みたいなストーリーですが、ぶっとんだキャラもいるので、あきもしないですんなりと時間も忘れてみることが出来ました。なんだか不思議な国に連れていかれたような気分のえいがでした。公開時に映画館で見ていたら、もっと没入できたのになと、少し後悔。しかしながら感染症のこともあったのでしょうがない。

 

宣伝の時は、出演陣を見てみようと思った記憶もある。松山ケンイチさん、ムロさん、吉岡さん、満島さん、江口さん、緒方直人さんと豪華。見てみると、予想通りの曲者ぞろいで、それぞれがそれぞれの持ち味を出していて面白かったです。

 

なんだか、夏の暑い日に見ていると白昼夢を見ているような時間を感じさせなく、見終わったあとに「はっ」と我に返るような映画です。とても心地よい映画ですが、一人で休みの日の昼間に見ることをお勧めします。

 

暑い日に外に出たくないなぁとか考えているときに、冷たい飲み物を一杯片手にのんびり見てはいかがしょうかって話。