今週の頭は、天気に左右された日が続きましたが、その後秋めいてくるのかと思いきや暑い日が続いておりますが皆さんはいかがおすごしでしょうか。それでも夜はだいぶ涼しくなったような気がしないでもない・・・そんな秋の夜長は映画でも見ましょう。

 

さて、ブレッドトレインとありますが、弾丸のなのでバレットでは?というのはおいておいて、まあ、蜷川さんのダイナーと同じうたい文句なので、少々どうなんだという疑心暗鬼ではありましたが、息もつかせぬジェットコースタームービーです。出ている人がブラピで、真田さんとハリウッドです。

新幹線がテーマであるということですが、なんだか近未来の日本?ともつかないやっぱりサイケな日本が描かれています。伊坂さんの原作ということで、伏線がすごいちりばめられているので、え?そんなところもといった感じで驚かせられます。

 

リズム感が良いので飽きさせない演出はたのしいです。伊坂さんの原作はどうかわかりませんが、演出はタランティーノに影響されたようで、パルプフィクションの様相を呈しており、いろんなストーリーが絡みああっているが最終的には収束する流れであります。あとは、殺し屋のあだ名がね苦笑

 

とはいえ、新幹線という閉鎖された空間でのやり取りはハラハラさせられます。別に何両目とか関係なくて、あっちいったり、こっちいったりで行きつく暇ものないところです。アクションはほどほどで、駅に止まるたびにエピソードをもって出演者が増えていくのは次への期待となり最後まで楽しめました。

セリフ翻訳もおしゃれな訳し方が多くて、全体的にスタイリッシュです。

 

はっきりしない天気でうざうざした気持ちをすっ飛ばしてくれる気持ちの良い作品です。休日前日や、休日の午後に飲み物を片手に見るのが丁度よいエンタメ作品でしたって話。