千葉県の方々にお見舞い申し上げます。

 

テレビで、聞き覚えのある土地の名前が言われていた。一時期住んでいた町の名前だっただけに、他人ごとではない感情と、首都圏の災害へのもろさが露呈した問題は人後でもなく不安しか残らない。しかしながら、蓄えもない小生はいつ来るかわからないことに対して万全とはいえない。むしろ対策も講じていない状況。そのためにはとりあえず、心だけでも覚悟をしておかなければならないだろう。

 

本当に心から、一日も早く、日常に戻れるようお祈り申しあげます。

 

さて、映画の話です。

監督が阪本順治さんで2016年に公開した作品です。題名は、ぼんやりとした感じですが、今まで撮られていた作品が、時代や社会の生きにくさというか、体制に対しての人の対峙の仕方みたいのものを描いているようなことが多い方だなと印象です。人間ドラマとくくってしまうと、安っぽくなるのですが、ただの人間ドラマではなく、そこにエッセンスとしてのユーモアも監督の特徴でしょうか。

しかしながら、主演の藤村さんの演技がどうも苦手で、映画館で見る気は起きなかった。そこは、上手、ヘタではなく好き嫌いなのでご勘弁を。

で、みてみました。

 

なんというか、前半は団地の中の根も葉もない話で、よくあるなあといったところで、団地という小さな社会での関係性を見事な切り口で、ドタバタとやる感じは、笑い声は上げないにせよニヤリとしていまうような演出でさすが監督って感じです。

岸部さん演じるとのところ夫は、いじけて「死んだことにしてくれっ」床下にかくれるという。ありえないような、あるような事をついてくる。

しかし、ラストに向かって、それこそジェットコースターな展開と「SF」とトレーラーに書いてあった意味がようやく分かる。

なんだか、発想はB級ですが、人というのは、なんて不確かなものなのだと考えさせられる映画でした。

期待よりも面白かったです。お時間あるときは是非にどうぞって話。