先日、小学校来の友人と食事に行った際に「なんか、最近昔のことを思い出すんだよねー」とボソッと漏らしていた。
そういえば、自分は何かのきっかけがなければ、おいそれと思い出すことはなく、ただ日々を過ごすだけになっていたと気づかされる。
そして、友人はその話をするのですが、まったくとは言わないでも、「そんなこともあったなあ」ぐらいの事柄を詳細に語っていたのである。まあ、記憶の中で美化されている部分もあるだろうが、自分よりは明確に覚えているので、びっくりした。
自分はどうなんだろうと考えてみると、赤面することばかりで、思い出したくない引き出しばかり開けてしまった。
そして、言われて気づくこともある。自分が気にも留めていない出来事も、他者には記憶に値する出来事であったということ。
さすれば、本来なら直接会った謝罪すべきことなのだろうが、この紙面にて謝ろう。気づかなかったとは言え、私の言動で傷つけてしまった人々に対し、深くお詫び申し上げます。
とうのも、その友人も、些細なことからけんかしたこともあったわけですが、その記憶がすべからく抜けていることに気づいたからである。別にそんなことがあろうとも「あの時オマエはっ」と襟首をつかむようなことはないのですが、そうか人というのはそういう生き物なのかと聞いていたにとどまる。というか、そんな感情はみじんもないわけですから、いまさらどうこうということもない。
逆に自分はどうだったのだろうかと考えるに、気づかずに傷つけているひとはいくらでもいようと思うのです。気を付けているとはいえ、自分が面白いからと言って、こころない言葉をぶつけてしまったこともあるだろうなと。そして、なによりも、やった本人はそんなことは覚えていないという二重の罪を犯していることに気づいた。
まあ、気づいてはいたが、いまさらどうすることもできないが、自分が好かれているとは思いませんが、今まで出会った人の記憶に逆に残っていなければ、悪い記憶は刷り込まれないだろうから、切に願います。
これからはそういうことがないよう、言動には気を付けたいと思うのであります。せめて、どうでもいい存在で、箸にも棒にもかからないような存在でありたいって話。