自宅療養中に見てみました。オリジナルは1981年にスパイダーマンでおなじみのサムライミ監督作品で、のあと3までシリーズ化された、人気作品です。
で、もって小野作品は自分が好きな作品のうちに入るわけですけど、そのリメイクとなるとアメージングスパーダーマンじゃないけど、残念な結果になることがたたるので、期待せずにみてみようか、でもでも、制作にサムライミ、ブルースキャンベルがかかわっているからなあとか思ってしまって、ハードルを上げたり、下げたりしていながら見てしまいました。
さてはて、内容はというと、どうしても、オリジナルがある以上比べてしまう。しかし、単品で見るとどうなんだ?とか思いつつも、やっぱり比べている自分がいるので、いかんとも仕方ない。
結局のところは、80年代から現代に変えただけの作品なら、まだしも、おどろおどろしくしようとして、逆に冷めてしまうといった感じでしょうか。
オリジナルを知っている人はにくい演出がところどころに散らべられていて、それだけで、楽しめるかとも思いますが、映画そのものとしてはいかがなものか?う~ん本当の意味でのB級だなといった感じです。やっぱりオリジナルを超えるどころか、逆に泥を塗った感じになってしまったような気がする。どうせやるなら「ダークマン」をやればいいのにな~とか個人的には思ってしまっている。
まあ、先にも書いたが、オリジナルとの類似性が楽しめる要素ではあります。エンドテロップを最後まで見てよかった。というか、何かあるんじゃないかと最後までいつも見ているのが実ったというべきか。クレジットにない人が・・・まあそういうことです。
キーは外せないところはオリジナルそのままといったところが、チェーンソーとか、本の体裁(オリジナルはA5ぐらいだが、たぶんリメイクはB4ぐらいの大きさ)、カメラワークであったり「なつかしぃ~」と思わず叫んでしまいそうになる。
リメイクは主人公が女の子ってところが大きく違うかな人数も変わらんし。プロローグ的なシーンがいけなかったのかな?なんだか説明的になってしまっている。どうにもこうにも、今一歩たりないというところ。
オリジナルにあった、緊張と緩和の緩和の部分があまりにもなさすぎる。オリジナルの緊張と緩和はアップダウンが激しく、コメディかとうたがうほどであり、ホラーはおもいっきり恐ろしくてね。という具合なんだが、リメイクでは「くるよくるよ」的な期待を通りの展開と、しつこいぐらいのスプラッタ。あんまりにもあんまりだ。
なんだろうか、特殊メイクの技術や、美術の技術が上がったりしているのはそうだが、それにともないカメラも進化しているので、粗が見える。オリジナルはその粗さが逆に怖さを助長している気がするのです。
現代版なんだなって思えるのは、携帯電話や、車の型や、薬のこととか、セそうな感じがする。時代だな~とか思ったりする。
なんだろうかリメイクって、考え物なんだなって改めて思うのです。オリジナルの制作がかかわっているとはいえ侮れないって感じですね。やっぱり、その時代に作られたからこそ、その時代を映すものがリアルだったり感情移入できるってもんで、無理矢理に現代版を作ることは置き換えればいいって話じゃないんだな。
とかなんあとかいって消化不良なので、アッシュに会いに行こうと思う。しかし、持っているのはVHSだけだ・・・これもまたじだいなんだなって話。