先日CDを整理したと言う話を書きましたが、整理中であって、整理し切れていない。しかも、場所が悪くて、ジャケットが焼けてしまっている。悲しい話だ。最近は携帯音楽プレイヤーでしか音楽を聴かなくなったので、CDをかけることも少なくなった。
片付けにありがちな話が起きる。うわ~こんなの持っていたんだ~とCDをかけて、懐かしむのです。しかも、きっかけが久しぶりのCD購入から始まっているので、保存状態を良くしなければって思うわけですが、コレがなかなか進まない。というか、逆に持っていたはずの・・・というか、持っていたよなと記憶もあいまいになっている中、捜索したりする。
先日、尾崎の特集がテレビやっていたので、久しぶりに聞いてみたら、なんだかね。なつかしいというか、あああの頃は・・・と思い出に浸る。浸っている場合じゃないと思って片付ける。その繰り返し。
そして、そのうちに「あれ、このうたなんだっけ?」という曲が出てくる。
レンタルやへと行き、借りる・・・。そして、満足。
それを聞いていると数珠繋ぎで、きになる曲が・・・。
なんだっけ?あれと、歌詞は出てくるけど、なんだっけ?
と吉田拓郎さんのCDを借りるが、入っていない題名が分からないから困ったもんだ。
あっインターネットだ!と調べてみる。「歌詞 吉田拓郎 刑事物語」
ほら、すごい一発で分かった!
う~ん、便利になったもんだ。人見知りの私にとってはなんて便利な機能!
そういえば、小学生か、中学生だったかのときに、いまだ、レコードでしたが、洋楽で気になる曲をラジオで聞いたので、それがほしくて、買いに行ったのである。しかし、題名が分からない。ためたお小遣いを握り締めていったのだが、聞けずに一回目は断念。そして、2回目は優しそうなお兄さんだ!と「すみません。こういう曲がほしいです」と、聞き及んだ英語ともいえぬ感じで歌ってみたら、そのお兄さんが洋楽好きだったのか、つたない私のハミングともコピーともつかない。それこそ、歌なのか?っていう感じの歌を真剣に聞いてくれて「これかな?」と持ってきてくれた。しかも、「レシートなくさないでね。間違っていたら変えてあげるから、僕の時においで」と言ってくれた。記憶が確かならば、レコードは一度針を落とすと傷つくので、交換困難だったような気が・・・というのに気づいたのは大人になってから。で家に帰って聞いてみると、そのものの曲だった。それがうれしくて、それこそ、擦り切れるほど聞いたけど・・・。すっかり御礼をするの忘れていた。それどころか、エピソードが強烈なので、レコードすら忘れた。
まあ、絶対にそんなことはありえないが、ここで、30年くらい前のあの時のお兄さん、本当にありがとうございます。おかげで、音楽大好きなりましたって!っていいたいなって話。