浜松市には駅前に円形のバスターミナルがある。
円形ターミナルの内側中心部辺りには、吹き抜けになっており階段で降りていける地下広場があるのだが、ここが週末の夜になるとアジアか南米かどこかの国かと見間違うほどに、広場一面が外国人によって占拠されてしまう。外国人が露店を出し異国風の小物や料理を売ったり、たむろして食事をしたり酒を飲んでいたりして、日本人には近寄りがたい異様さが渦巻いている。そこは、バスターミナル地下の公共の広場である。
更に酷いのは、南米風の少年が街中の歩道をスケートボードに乗って走り回ることで、そのスピードは歩行者に危害を加えんばかりである。また、夜になり人通りが少なくなった駅前広場や駅周辺の大通りに集まって大きな音を立ててスケートボードに興じたりしている。怖くて出歩けず困っている市民が少なくないのだ。
極めつけに、金曜日の深夜になると、暴走族かのように、静まった街中をけたたましいエンジン音を響かせて走り回るのも移民系であったりする。
つまり、治安が悪化しているのだ。
浜松は商業ではなく工業の町だから、東京、名古屋、静岡といった都市と比べると市街地に華やかさがないのはある程度は仕方がないかもしれない。しかし、住民の安全まで疎かにされて良いものだろうか。
それなのに、浜松市は、それらを解決しないうちから、移民をさらに受け入れようとしているようだ。
高度人材として良識のある人々を受け入れざるを得ないのは仕方がないが、それであっても、その前に、どうして地元民が浜松から出ていき労働力不足に陥っているのか、よくよく再考するべきではないか。
例えば多くの人が「無意味」「税金の無駄遣い」と思っても言えない新球場建設の資金があるのなら、街中の風紀を改善し、浜松らしい都市文化の創出にもっと力を入れるべきではないか。
こういうことをしてこなかったから、若者が出ていき、戻ってこないのではないか。
英紙が報じた「日本では異色の移民誘致を掲げる街」 海外人材を呼び寄せる「切実な理由」とは?(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース