無論、僕は何も喋らない
言葉の持つ意味を測りかねている
容積は問題にならない
問題はその形にある
それを僕は三次元の物質に充ててみる
例えばサングラス
いくつかその容姿を述べてみる
遮光性のある黒は下部へ向かうにつれ薄くなり透明に近づく
眼を二回りほど大きく覆うほどの大きさ
プラスチック製で、メイド・イン・チャイナ
大量に生産され、どの店にも並び、そしてどの店でも忘れられるような平凡なデザイン
もう一つ述べるなら、僕には全然似合わない
僕は何も喋らない
ただこのサングラスをかけて、バス停のベンチに腰掛けているだけなんだ