温かい無機物 | Proof of...

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祈る神を持たない僕は、ただ言葉の力を信じている。全ての言葉に僕の意味を。

迷走する闇の中で確かに感じたんだ

熱を



衝動とは呼べない程の弱い疼きが

濡れた真綿のように呼吸を妨げる

黒に同化しようとうずくまる体を

寒さに軽く揺すれば


欠片が宙に待って

差し込む光に輝いた


粉々に砕けて

その光の奔流の中に熔けてしまいたい



つまるところ

僕の望みはそれだけだ