プルーフ | Proof of...

Proof of...

祈る神を持たない僕は、ただ言葉の力を信じている。全ての言葉に僕の意味を。

最近じゃ
空腹も痛みも
どこか遠いところにあるみたいに
薄い靄がかかってんだ


気持ちいことしてさ
僕を抱く両手だってさ
離れた瞬間にもう感触も思い出せないさ


野良犬に吠えられて
あぁやっぱりここにいるんだ
なんて確認してみたり



けどおれの真ん中じゃ
無音世界がちゃんとあってな


無感覚

無関係


おれしかいないことにはもう気付いていたさ


入ってくるなよ
やめてくれ
別に嫌じゃないが
どうしていいかわからねんだ


上辺をなぞって
知った気になってなられて
それでいいじゃないか



確かにな
おれは変わり者かもしれないさ
だけどそんないいもんじゃねーぞ
何か勘違いしてんだ

人を幸せにしたり
されたりだとか
うまくできないんだぜ
約束破るぜ
説明書きに書いてあるだろ
欠陥品掴まされたとか言うなよな
壊れかけなんだからな
ちょっと触れたらすぐに溢れ出すぞ
うけきれるか
きれなくてドブに流れても
まぁ見て見ぬふりでもしてくれよ

他人が苦しんでて
誰かがそのために泣いてたら
おれも泣いてやりたいっては思うんだ

ただやっぱどうしても
その悲しみも
または喜びも
はたまた愛とか全ての感情だってさ
どれもプラスチックばりに安っぽい偽物なんだって知ってるんだ



おれの感情は本当はどこにあって

おれは一体どこにいるんだろう



死んだってわかりゃしねんだろうな
笑っちゃうね