韓国MBC
2015/12/13～12/20 放送
全2話(U-NEXT版全10話)
はろはろ～！菜月です
(❁´ ︶ `❁)✲ﾟ
『ポンダンポンダン 王様の恋』第9話+最終回（第10話/U-NEXT版）のあらすじと感想です。
予告編＊
※ネタバレ含みますので、
スクロールするか否かは
ご自身の判断で！
相関図
出典：BS日テレ
第9話 あらすじ
すべての民が使えるようにとハングル文字を考案した世宗(ｾｼﾞｮﾝ)（演：ユン・ドゥジュン）。
ずっとそばにいてほしいとかんざしと名前を贈られたダンビ（演：キム・スルギ）は「もうすぐ雨が降る気がする..帰りたい..母に会いたい..」と告げる。
引き留める世宗に涙ながらに謝ったダンビは立ち去る世宗の背中を見送った。
1人集賢殿(ﾁｯﾋﾟｮﾝｼﾞｮﾝ)で何者かに命を狙われ襲われたダンビは、建物に火を点けられ燃え盛る炎の中、意識を失う。
間一髪のところで世宗はダンビを救い、危険な朝鮮時代に彼女を引き留めようとしたことを悔やんだ。
世宗は臣下を集めダンビを襲い集賢殿に火を放った人物チェ・マルリ（演：イ・デヨン）を暴き出す。
無事な姿を見せるダンビに困惑するチェ・マルリ。ダンビは刀で刺された時に命を救われた本を抱え、数学は苦手でも声なら当てられると、声により犯人がわかったと種明かしする。
世宗の夢である訓民正音(ﾌﾝﾐﾝｼﾞｮﾝｳﾑ)が完成すれば民が知恵をつけ、自分たちの役割が失われることを恐れての犯行だったが、世宗は民の声を尊重し寄り添う王になりたいと宣言する。
そして不安を払拭するようにチェ・マルリに言葉をかけ温情を見せると、彼は過ちを悔いた。
ダンビは世宗が夢を成し遂げたことを教え、それが後世に伝わっていると感謝し励ます。
「なぜ雨が降るとわかった？」と訊かれたダンビは「なんとなく..」と答え、数学教師と瓜二つの尚膳(ｻﾝｿﾝ)（演：コ・ギュピル）が、教師と同じように脚を重そうに歩く様子を見つめた。
上記画像全て「ポンダンポンダン 王様の恋」より
ヨン（演：アン・ヒョソプ）たちと別れの挨拶を交わしたダンビは教えられた本名から教科書の内容を思い出し、彼が朝鮮時代に “音楽の天才” だとうたわれたパク・ヨンだと気づく。
「絶対に音楽を諦めないで」ダンビは強く勧めその場を去った。
最終回（第10話）あらすじ
未来へ帰る日。
ダンビ（演：キム・スルギ）は世宗(ｾｼﾞｮﾝ)（演：ユン・ドゥジュン）が手綱を持つ馬に乗り海へと向かう。
雨が降る中ダンビを抱き上げた世宗は彼女に口づける。
2人は言葉を交わす代わりに頷き合うと、世宗は抱き上げたその手を緩める。
波打ち際に吸い込まれるように姿を消したダンビは現代へと戻った。
大学入試試験を受けたダンビは試験問題を目に涙を浮かべる。
歴史上で世宗と共に名を残した “チャン・ヨンシル” が自分であることに気づいたからだった。
世宗から「お前の名前を考えた」と手渡された巻物には、世宗の字で “チャン・ヨンシル” と記されていた。
家に戻ったダンビは懐かしい母（演：イム・イェジン）に抱きつく。
部屋の中に飾られた家族写真には、幼いダンビと写る亡き父の姿が。
それは朝鮮時代で会った官僚のファン・ヒ（演：キム・ガプス）と同じ顔だった。
親友のソヒョン（演：チン・ギジュ）にイケメンだと促されテレビを見たダンビは、ヨン（演：アン・ヒョソプ）にそっくりな歌手に笑顔を見せた。
上記画像全て「ポンダンポンダン 王様の恋」より
ある雨の日。
傘を差さず溜まった水たまりに想いを馳せていたダンビは、自分に傘を差しだす男性を見上げ驚く。
「会ったことがありますよね。かなり前に」
世宗に瓜二つな彼は意味深な言葉を投げかける。
2人は時を超え再会できた喜びに満ち溢れ、笑顔で見つめあった。
fin.
感想＊
いやぁ～予想以上にのめり込んでしまった!!!
短いドラマながら心に残るいいドラマでした。
主演のキム・スルギちゃんを初めて知ったのは「となりの美男(イケメン)」での編集担当役。
その後あちゃこちゃのドラマで目に入るようになって、アン・ヒョソプと共演した「恋する指輪」ですっかり彼女の虜に。
彼女が主演する役柄は、どれもコンプレックスを乗り越え新たなスタートを切り拓き、見てる側に勇気と元気を与えるようなものが多い。
彼女のコミカルな表情と演技力も相まって、キャラに一層惹きこまれてしまうのが魅力でした。
この「ポンダンポンダン 王様の恋」も数学が苦手で大学受験に足が竦んでしまい、逃げ出したところから物語が動き出す。
朝鮮時代にタイムスリップしたダンビはいつの間にか世宗にすっかり頼られ、どんどん自信をつけて行く。
最終的に現代に戻ったダンビが見違えるように晴れ晴れとした表情で試験会場に向かう姿には、見てるこちらもスッキリした気分に。
第9話で世宗が側近のチェ・マルリに「明日のために今日から逃げてはいけない」と言葉をかけるシーンは最終話を前にとても心に響いたな～。
ダンビと世宗、互いに好意を抱いているけれど共に同じ時代を生きることはできなくて。
迎えた最終話。波打ち際では現代へと通じる道が開かれ、立つことができなくなったダンビを世宗は抱き上げキスをするんだよね。
あのシーンは切ないけどよかった。
言葉を交わさず、ただ見つめ合い、“うん、うん” と頷きあう。
世宗がその手を緩めた瞬間、ダンビが水の中にスーッと吸い込まれていく。
そして世宗が誓うんだよね。
「いつか私が会いに行く。どんなに時間がかかっても」って。
ダンビが現代に戻って暫くした頃。
現代に生きる世宗と再会するシーンは胸熱だったなー。
タイムスリップものの王道ではあるけれど、現代と朝鮮時代にそれぞれ同じ顔のキャラが存在していて、朝鮮時代で恋した二人が現代で再会する流れはやっぱりなんだかんだでグッと心を掴まれる。
何度でも観たくなる最高にいいドラマでした♡
画像は「ポンダンポンダン 王様の恋」より
ラストシーン
