原題:남자친구
2018/11/28~2019/1/24 放送
全16話
出典:韓国tvN
はろはろ~!菜月です。
(❁´ ︶ `❁)✲゚
「雲が描いた月明り」 で初めて知ったパク・ボゴム。
世子を演じた彼の演技に魅了され、他にも主演作品を観てみたいと思っていたところ、タイムリーにCSで放送されたのをチェックしたのが今作。
内容も年下男子が年上女性に恋をするお話だったのも見るポイントでした♡
偶然向けたカメラのファインダーに、どこか寂しそうな表情を見せるスヒョンの姿が。
ジニョクは旅先で困っていたスヒョンと思いがけず行動を共にすることに。
最初の印象とは違う天真爛漫な彼女に惹かれていくジニョク。
やがて韓国に帰国した彼は、就職が決まったホテルで運命的にスヒョンと再会する。
なんとスヒョンは自分が勤めるホテルの代表だった...
今回はそんなドラマ『ボーイフレンド』最終回のあらすじと感想です。
※ネタバレ含みますので、
スクロールするか否かは
ご自身の判断で!
出典:韓ドラデラックス
最終回(第16話)あらすじ
ジニョク(演:パク・ボゴム)は乗り込むようにして、スヒョン(演:ソン・ヘギョ)のいる代表室を訪れる。
別れを選んだスヒョンに対し、自分は愛し続けると宣言。
スヒョンの “別れ” と自分のスヒョンに対する “愛”。どちらが勝つか賭けをする。
スヒョンの母ミオク(演:ナム・ギエ)は、違法献金について検察で証言するため出頭。
テギョンから違法献金を受けたことを認める。
一方、ミオクが検察に出頭したことを知らされたテギョングループ会長ファジン(演:チャ・ファヨン)は、落ち着かない様子を見せ、苛立ちを隠せずにいた。
父ジョンヒョン(演:ムン・ソングン)は、ミオクの証言により検察に身柄を拘束される。
ジニョクはスヒョンを心配しメッセージを送った。
実家に駆けつけたスヒョンは、気落ちする母ミオクに寄り添い言葉をかけるが、ミオクは普段と変わらぬ気丈さを見せようとする。
そんな母に対しスヒョンは
「みんな辛い時は互いに支え合っている。自分たちもそうなれるようにしよう」 と慰める。
スヒョンの言葉が胸に響いたのか、ミオクは目に涙を浮かべた。
ジニョクから、スヒョンに別れを切り出されたことを聞かされたヘイン(演:チョン・ソニ)は、以前ジニョクに選んでもらった手帳を取り出して見せる。
そして
「ジニョクが薦めてくれたから好きなフリをした。ジニョクが好きだった」と胸の内を明かす。ジニョクは突然の告白に戸惑う。
続けてヘインは、スヒョンを一途に想うジニョクを見て、自分の想いは “愛” ではないと気づいたこと、スヒョンと別れてほしくないからこの話をしたのだとつけ加える。
ヘインの励ましで、ジニョクはスヒョンと別れないことを誓うのだった...
一方、スヒョンの秘書であり親友のミジン(演:クァク・ソニョン)は、どうしても自分の理想の交際相手の基準に縛られ、デチャン(演:キム・ジュホン)を素直に受け入れることができずにいた。
ミジンの告白に理解を示すデチャン。
デチャンはミジンに突き返されたピアスを「友情のプレゼントだと思って」と軽い気持ちで受け取るよう促す。
ミジンは思わず笑みをこぼし手に取った。
帰りのバスを降りたジニョクは、寒い中バス停で自分を待つ母ヨンジャ(演:ペク・ジウォン)の姿を見つける。
二人で近くの店に入ったヨンジャは、ジニョクと別れてほしい...とスヒョンにお願いしたことを謝ろうとするも、ジニョクが偶然両親の会話を耳にしていて、今まで知らないフリをしていたことを知る。
さらにジニョクは 「母さんの気持ちもわかる」 と責めることはしなかった。
「(私を)恨んでるでしょ?」 と俯くヨンジャに、「そんなことないよ」 とジニョクは首を横に振り否定する。
「スヒョンをどれだけ愛しているの?」 というヨンジャの問いかけに、
「母さんや父さん、(弟)ジンミョンくらい愛してる」 と答えるジニョク。
そして、スヒョンが母をはじめ自分たち家族のことを思って別れ話をしたことを伝える。
ジニョクはヨンジャの手を握り、母とスヒョン、2つの愛を守ることを誓った。
ナム室長(演:コ・チャンソク)に頼みスヒョンの車の運転を代わってもらったジニョクは
「あなたが知らないチャ・スヒョンがいる」と言葉を残し、写真のフィルムが入ったケースを彼女に手渡す。
スヒョンに謝罪するため代表室を訪れたヨンジャ。
スヒョンはヨンジャに言われたからではなく、自分が経験してきた苦痛を感じてほしくないから別れたのだとヨンジャを気遣う。
ヨンジャは
「いつかまた食べにいらしてください」 と心を込めて作った料理をスヒョンに手渡しその場を後にした。
拘留されている父ジョンヒョンの元を訪れたスヒョン。
ジニョクと別れた理由を訊かれたスヒョンは、ジニョクとその家族から笑顔を奪いたくないからと答える。
そんな娘にジョンヒョンは
「周囲を思いやることも大事だが、自分を大切にすることだ」とスヒョンの背中を押した。
代表室にジニョクから彼と初めて会った時に履いていた靴が届けられる。
添えられた手紙を手にしたスヒョンは目頭を熱くさせ、なにかに突き動かされたように、勢いよく代表室を飛び出した。
雪がパラパラと降る中、ジニョクはおもむろに家を出る。
スヒョンもまたジニョクの元へと、はやる気持ちを抑えながら向かっていた。
ジニョクに渡されたフィルム。
現像した写真には、ジニョクのそばで幸せそうに笑う自分の姿が写されていた。
公園で一人ブランコに座るジニョクの背中を見つけたスヒョンは、
「公園が無くなったら大変ね」 と声をかけ笑顔を見せた。
驚き振り返るジニョク。
スヒョンは写真を見たこと、ジニョクがいる時の自分が幸せそうに笑っていることに気づいたと話す。
笑いながら生きよう...と言うジニョクに
「あなたがいないと笑えない」 と答えるスヒョン。
「そばにいさせて。あなたの隣で笑いながら生きたいの」と告げ、別れたことを謝る。
ジニョクはたまらずスヒョンを抱き締め、二人は涙を流しながら抱きしめ合う。
見つめ合った2人は互いに “愛してる” と伝え、何度も熱いキスを交わした。
その後ツブ貝の店に寄り食事をする2人。
「ペアリングは?」 というジニョクの言葉に、「毎日持ってた」 とフィルムケースに入った指輪を振ってみせるスヒョン。
ジニョクはスヒョンから指輪を受け取り
「絶対にもう外したりしないで」 とスヒョンの薬指に指輪を通す。
2人は冗談を交えながら会話を楽しんだ。
1年後―――
ジニョクが所属する広報チームでは新人が入り、パク・ハンギョル(演:イ・シフン)が課長に昇進していた。
会長となったウソク(演:チャン・スンジョ)は、秘書から母ファジンが収監先での面会を拒否しているとの報告を受ける。
ミジンは相変わらず勤務先にまで訪ねて来るデチャンにまんざらでもない様子。
スヒョンの母ミオクは、晴れやかな表情でアートギャラリーを運営していた。
服役中の父ジョンヒョンと面会したスヒョンは、たまにジニョクが会いに来ていることを知らされる。
本の話ばかりで退屈なヤツだ...と冗談を言うジョンヒョンに、私にはおいしい店の話ばかりよ...と笑って見せるスヒョンだった。
手を繋ぎ街並みをゆっくりと眺めながら歩くジニョクとスヒョン。
キューバのホテルが完成し、当分スヒョンが忙しくないことを知ったジニョクは、時間を空けて...とスヒョンに言う。
何をするつもり?...と訊くスヒョンに言葉を濁すジニョク。
スヒョンがサンティアゴに行くことを提案すると、ジニョクはスヒョンを引き寄せ、
「結婚して行くのは?」プロポーズをする。
2人は幸せいっぱいの笑顔を交わし、2人だけの時間を楽しむのだった。
ラストにジニョクとスヒョンが語る。
ジニョク
「あんなに多くの中から1つの星が見下ろす」
スヒョン
「こんなに多くの人の中で、1つの星を見つめる。
こんなにも情が深い君と僕は...」
ジニョク
「...どこで...何になって...」
ジニョク、スヒョン
「...また会うのだろう」
上記画像全て 出典:『ボーイフレンド』キャプチャー
fin.
感想
冒頭にも書いたけど、『雲が描いた月明り』の演技が最高だったボゴミことパク・ボゴム。
その彼が再びラブストーリーものに挑戦とあって、しかもしかも~年下男が年上女に恋をする話で...こういった男性が年下の恋愛ものが好物なわたしにとっては見なきゃ損!的な感じで見始めた作品です
ラブコメと違いラブロマンスものなので、ストーリー自体が全体的にしっとりした印象。
ジニョクとスヒョンの心情を、一コマ一コマ丁寧に描いているのも特徴。
なのでサクサク軽快な場面展開を好む人には、じれったくなっちゃう部分もあるかもしれない。
内容的には、重い足かせを嵌められ自由を奪われた彼女を、懸命に助けだそうとする彼との恋のお話。
暗く重くなりがちなストーリーを和らげたのは、やはり脇を固めるキャラのバランスがよかったからじゃないかな。
茶目っ気たっぷりなナム室長
お堅い時もありつつホントは羽目を外したい秘書・ミジン
一途にジニョクを想う友人・ヘイン
周りを引っかきまわす “つぶ貝の店オーナー” デチャン
なんだか何気に毎回ワチャワチャしてる広報チームメンバーなどなど。
明と暗、静と動。どちらかに偏ることなく、キャラのビジュアルも性格も含めいろんな人がいて、それぞれがバランスよく登場するたび物語に深みが増していったように思える。
序盤からジニョクがちょっと若年寄っぽくて、実年齢より大人びている青年で、本で表すならば “軽めの現代本”...というよりは、“古典文学的な味わい深い本” を読み進めているかのような感覚に陥ってた。
それでも時折ストレートで可愛い “愛情表現” をするジニョクにときめいちゃったり♡
きゅん♡ とするシーンがあちこちにちりばめられていて、やはりここは年下男子! ときめき度数は高かったように思えます(笑)
わたしもイケメン年下男子と恋がしたいなー。
そんな気持ちにさせてくれる素敵なドラマでした🐹💜
予告編
出典:NBCユニバーサルアジア
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