韓国WEBドラマ
2022/7/22~9/14 放送
全16話
はろはろ~!菜月です
(❁´ ︶ `❁)✲゚
『MIMICUS』最終回(第16話)のあらすじと感想です。
芸能界デビューを夢見る高校生ハン・ユソンは、幼い頃のトラウマのせいでパニック障害を患っていた。
人を真似ることも真似されることも極度に嫌な彼は、トラウマのきっかけとなったチ・スビンが転校してくると知り、心がざわつき始める。
自分を取り巻く環境が急激に変化していく中、ユソンはトラウマと向き合う決意をする。
※ネタバレ含みますので、
スクロールするか否かは
ご自身の判断で!
相関図
韓国版 相関図
⇒MIMICUS 相関図 (日本語表記) はこちら
上記画像全て 出典:@playlist_studio
最終回(第16話)「偽物はいない」あらすじ
始まりはジェヨン(演:オ・ジェウン)が書いた “ユソンとスビンの関係”、そして “オーディション番組の不正” を暴いた記事の内容と共に、スビン(演:キム・ユヌ)との回想を交えて進む。
中学から一緒に練習をしていたスビン。
月末評価下位の自分に対し、常に上位の成績を収めていたスビン。
夢を叶えたくて必死に練習を重ねる自分とは裏腹に、『(努力するのは)ダンスが好きなのではなく母親が望んでいるから』と答えたスビン。
ジェヨンはそんなスビンが憎らしかったことに気づく。
望まぬ形で事務所をクビになり、実家へと向かう電車を待つジェヨン。
そこへ息を切らし駆け付けたスビンが大声で呼び止める。
「なんで来た?」
怪訝な顔をするジェヨン。
スビンは酷い態度を取ってしまったことを素直に謝るがジェヨンは受け入れようとはしない。それどころかスビンに対し突き放すような言葉を言い放つ。
二人は人目をはばからず、今まで胸に溜めていた想いを激しくぶつけ合う。
「行くなよ」
目を潤ませながらジェヨンを引き留めるスビン。
ジェヨンもまた目に涙を滲ませる。
ジェヨンはスビンに罪はないことはわかっていた。
全ての根源は事務所の社長でありスビンの母ミヨンであることを。
未成年のスビンを縛り付け友達さえも作らせない。
信じられる人も、頼れる兄弟もいない。
ジェヨンはそんなスビンを救いたくて記事を書いたのだった。
『あの子(スビン)を憎まないでください』
ホームに滑り込んだ電車と共に姿を消したジェヨンは祈るように訴えた..。
ジェヨンとの別れに意気消沈し、ユソン(演:ユ・ヨンジェ)に気持ちをこぼすスビン。
ユソンはジェヨンがスビンのために、スビンを守るために記事を書いたことを感じ取っていた。
スビンもまたそれは理解していたが、どうしても気持ちが晴れない。
ユソンはいずれ自分たちと同じように仲直りできるからと、穏やかな表情でスビンを励ました。
雨が降りしきる中、スビンを引き戻そうと練習室に母ミヨン(演:イ・ユンジ)がやって来る。
以前なら母の言いなりで従っていたスビンだったが、腹違いの兄ユソンとの絆が深くなったことで、臆することなく自分の意見を言えるまでに強くなっていた。
他人を真似てばかりいる母ミヨンに対し、スビンは目を覚ましてほしい一心で諫めるように訴える。そして、
「僕は本物でしょ。(偽物の)母さんが唯一持っている本物だ」 と付け加える。
受け入れがたい事実を突きつけられたミヨンは、その場を後にした。
「MIMIC US」 2次ステージの撮影が始まり、ユソンとスビンの二人はこれまでの練習の成果を存分に発揮するも、芸術高校初のオーディション番組「MIMIC US」は制作中止となる。
時を同じくしてスビンの母ミヨンがJJエンターテイメントの社長を辞任したとのニュースが流れる。
ユソンに引っ越すこと、本当の家ができると嬉しそうに語るスビン。
別れ際、「ヒョヌ先輩とダラ先輩と、ロシさんによろしく伝えて」というスビンに、
「直接言わないのか?」とほほ笑むユソン。
ユソンの目線の先を追うと、そこにはロシ(演:チョ・ユリ)の姿が。
迎えの車がくる場所まで並んで歩くスビンとロシ。
「考えてみたら、芸能人になりたいわけじゃなかった。
誰かにとって特別な存在になりたかった」と明かすスビン。
ロシはスビンは特別だと伝える。
そして「もう一度やり直して、やりたいことをやってほしい」と背中を押す。
迎えの車が二人の前で停まる。
スビンは何かに突き動かされたかのように突然ロシにキス。
「やりたかったのはこれだよ」
そう告げるスビンに、驚いて口元に手をやるロシ。
照れくさそうに二人は見つめ合う。
車に乗り込むスビンと見送るロシ。二人の幸せな未来を予感させるかのように、はにかみながら互いに手を振り別れた。
一方ジェヨンは実家で曲作りに励みながらスビンからのメッセージを眺めていた。
その傍らにはユソンの親友ヒョヌ(演:キム・ミョンチャン)の姿が。
「見てないで連絡すれば?」
促されたジェヨンは話題をヒョヌが着ている服に注目して変えるが、彼らしい風変わりな返事に思わず笑みをこぼしてしまった。
ユソンは夢のステージに立つため再びオーディション会場を訪れる。
晴れやかな表情で扉を開け放ち中へと入るユソン。
その横にはスビンの姿が。
二人は互いにほほ笑み合うと、ロータッチにグータッチと互いを励まし合った。
上記画像全て「MIMICUS」より
Fin.
感想*
ENHYPENが主題歌を担当しソンフンがカメオ出演して話題になった今作。
高校生たちが夢に向かって奮闘するよくある学園ドラマだと思っていたわたしは、
「ソンフン出演シーンまで観れればいいかな」 と、ぶっちゃけ内容が好みでなければリタイアしてしまおうという軽いノリで見始めたんですよね。
だけど見事いい意味で裏切られました(笑)
序盤はユソンとスビンの関係がミステリアスに描かれ、謎が徐々に解明されていくごとにワクワクしながらのめり込むように観てました。
関係性が明らかになってからは次第にヒューマンドラマ的要素が濃くなって、登場人物たちの心の葛藤や成長が描かれ、より一層見る者をその世界観に引き入れていくのが良かったな~。
最終回後半のユソンの言葉。
『僕の最後の挑戦(MIMIC US)は、また失敗に終わった。だけど大丈夫。今ならわかる。失敗が終わりではないことを』
そして親友ヒョヌに言った言葉。
「失敗したからって人生が終わるわけでもない」
そうなんだよね。
何かに失敗した時や躓いた時って、もうダメだ...って自分をなぜか追い込んでしまうんだけど、そこで再び挑戦することを諦めてしまったり立ち止まってしまったら本当に終わりなわけで。
ほんのちょっとでも勇気を出して一歩を踏み出せば、また違った未来を見ることができる。
それが例え望まない結果になったとしても。
このドラマは未来ある高校生たちの青春群像劇ではあるけれど、ドラマを通して、いくつ歳を重ねても挑戦すること、夢を持つことを諦めなくても大丈夫と全ての世代に感じさせてくれる作品でした。
ユソンとスビンの関係性の変化を通しても、互いが歩み寄ればまた違った関係に成りうることも教えてくれましたね。
脇を固めるサブキャラが個性的!
左から後輩のユチャン, ユソンと恋仲になるダラ, ユソンの親友ヒョヌ
わたしが一番に注目したのは主人公のユソンではなく、ダラちゃん(演:ナナ)!
こんな美少女いるの!?ってくらいお人形さんみたいに可愛いダラに目が釘付けでした(笑)
ユソンの親友ヒョヌも独特のファッションで個性的だったな~。
誰もが 「えっ!?」 とツッコミたくなるようなファッションセンスで、彼が一番自分らしさを貫いたキャラだったと思います。
ユソンたちの後輩ユチャン(画像右端)もわたしの中では印象が薄かったけど(ごめんよ 笑)、中々個性強めなキャラではありました。
なんかこの画像の彼、某体操のおにいさんみたいね(笑)
誰かの真似(コピー)をしていても、決して自分も周りの人も幸せにはなれない。
このドラマは極限的にミミックに陥った親子とそれに苦しめられる主人公、個性あふれるサブキャラ、登場人物たちの心の葛藤や成長を通して、自分と言うオリジナルを大切にすることを伝えるドラマだったように思えます。
彼がそばにいてくれてよかった!
実家に戻ったジェヨンの様子が気になり訪ねるヒョヌ。
彼の独特な雰囲気とマイペースさに翻弄されつつもちょっと嬉しそうなジェヨン。
なんかいいよね、こうやって自分を気にかけてくれる人がいるっていうのは。
ジェヨンはスビンと今は距離を置いてはいるけれど、彼から何度も来るメッセージを見つめる姿に、やっぱり一緒に苦楽を共にしてきた弟のような存在のスビンが気になって仕方ないんだよね。
いずれは違う形で、作曲家?プロデューサー?として、スビンとお仕事をする日が来るのかもしれない、そんな幸せな未来を想像させるワンシーンでした。
ちょっと気になったんだけど(笑)
上記画像全て「MIMICUS」より
勢いでかわからんが、ロシにキスした後ポーカーフェイスを貫いたスビンだったけど、ロシの姿が見えなくなった途端に深呼吸(笑)
なんか初々しいよね。
心臓バックバクだったのかな。
でもさ、ロシって人気アイドルなわけでしょ?
スビンもいずれは芸能人になる(予定)わけで...
どうすんの?この二人(笑)
隠れて付き合うの??
両想いなだけに先が気になるわ。🐹💜
『MIMICUS』第1話
↓ 『こんなにハマるとは!!! MIMICUS』 も、よろしければご覧ください🐹💜
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