眠眠
横になっても
通りを横切るエンジンの
ドップラー効果が障る
其れを遮断しようと
布団を頭まで被った途端
温い雫が溢れた
なんでだろう
眠れないよ
凄く眠いのに眠れる気がちっともしなくて
明日のビジョンが浮かんで消えた
頭に鈍痛が走る
胃がムカムカして吐き気がしてる
何だか急に、唐突に
青が欲しくなって
軽はずみな欲求は
如何しようにも止まらなくって
あの人に今すぐに電話して
泣き喚きたくて
今日考えた事を、
不安を、不満をぶちまけたくて
何だか其ればっかりがぐるぐるしてる
今日は洗濯機を回して仕舞ったから
青が残った袖口は見当るわけもなくて
冷蔵庫の上に居るひゅうごさんでは
代用出来る筈も無い事実が尚更
胃に負担をかけてる
明日こそ胃薬を買うべきなんだと想う
疎通してない意思が
辛うじて残った理性を押し通して
眼だけが冴えてく
こんなに寒波が沁みる夜に
雪が降らないのは如何しても納得がいかなくて
またこみ上げる熱い液体を堪えるのに
必死に指を噛んだ