『ガチンコヒーローズ』感想 その1 | えんぴつの気ままにブログ

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アクションアドベンチャーゲーム「ジャック×ダクスター」シリーズやそれに関連する情報をなんとなく書いていくブログです。

一応ストーリーはクリアしたので感想を書きます。


率直な感想

■良かった点

◇共演

もう本当にこれしかない。
数年前だったら、ジャック×ダクスターとラチェット&クランクの共演は本当に夢のまた夢のまた夢の話でした(ごめんスライはちょっと除外。。)
2009年のジャック×ダクスターの日本語版復活ですら奇跡だと思っていたし、その上さらにジャックとラチェットが1つの画面でコミュニケーションをとる図など想像もできませんでした。

“クロスオーバー”があったから買ったようなものです。
これが無ければわざわざMoveも含めて買っていません。


◇声優が同じ

これは昔からのファンからしたらたまらないというか、私の中では絶対条件でした。
前の記事でも書きましたが、昔から知っていた「ジャック」や「ラチェット」の絡みが実現したことが嬉しかったですね。
その点では、『スライ・クーパー コレクション』でのスライ一味の声優変更は残念。


◇グラフィックが綺麗

PS3ソフトの中でも綺麗な方かなと。特にムービーシーンですね。
3シリーズの中で唯一PS3用ソフトがリリースされているラチェットで比較すると、『FUTURE(1作目)』と比べると、毛並みの細かさなどから、技術が進歩していることがなんとなくわかります。

あのクオリティで描かれたジャック×ダクスター新作を見てみたいものです。


■悪かった点

◇独自のゲームシステム

ゲームは完全にステージ選択式で、そのステージも割と狭いです。ミッションも「ファンを守れ」や「ファンを檻から逃がせ」等とパターンが限られてしまい、“ミニゲーム集感”は否めません。
そのため、ラチェット、ジャック、スライの各シリーズが元々もっている面白さ・魅力を『ガチンコヒーローズ』で感じることはできないと思います。

逆に、その分『ガチンコヒーローズ』独特の面白さがあるかというとそれも疑問。
最初はMove独特の操作に新鮮さを感じますが、前述の通り、ミッションのパターンが限られてくるため飽きがくるのが早い気がしますね。

あ、あとジャンプはできません。基本的な操作は移動とモーションコントローラを振ることのみなので、複雑なコマンド入力はありません。その点も自分としては物足りなかったorz

もちろん、人によりますけどね!


◇ストーリーが微妙

ストーリーはとんでもなく薄っぺらく短いです。
各シリーズをストーリー重視(特にシリアスな)で楽しんでいた人からしたら、「は?何このクソゲー(゜д゜;)」と言わざるを得ないかもしれません。

この手のストーリーが好きな方には楽しめる要素が無いわけではありませんし、クロスオーバーというお祭り的な部分や3,980円という定価を考えたら、妥当っちゃ妥当ですかね。

ただ、ムービーシーンが6回くらいしかないので、もう少し彼らに喋ってもらいたかったな、というのが正直なところです。



後日、ゲームシステムまとめ等を含めて、もう一度感想を書きたい思います。