例え、収入が人の十倍あっても、腕力が十倍になるわけではない。

例え、人の十倍、土地を持っていたとしても、心が十倍強くなるわけではない。

当たり前の事実を、人はよく忘れる。
あなたは彼等を、物事がまるで見えていない連中だと考える。

彼等はあなたを、何を考えているがわからない得体の知れない存在だと考える。

両者がわかりあえることは一生無い。
ビル理論というものがある。

あなたは三十階にいるから、一から三十階までの景色をわかっている。
だが、二階にいる者は二階までの景色しか知らない。

あなたは「見なさい、綺麗な海が広がっているよ」と言うが、
彼は「何を言ってるんだ、コンクリートの塀しか見えないよ」と答えるだろう。

砂糖のような耳障りの良い言葉に大衆は耳を傾ける。事の真偽などはどうでもいいのだ。



あなたはベンツに乗ると嫉妬される。
だが、軽自動車に乗ると「俺たちを舐めているのか?」と怒りを向けられる。
どちらにしろ貧乏人からは恨まれる。



賭けたリスクの大きさに比べたら、経営者の利益は驚くほど少ない。
それに気付ける部下は少ない。



彼等は「使われる側の立場になって考えてほしい」と言うが。
彼等が使う側の立場に立って考えてみた事など、ただの一度も無い。



あなたはベンツに乗ると嫉妬される。
だが、軽自動車に乗ると「俺たちを舐めているのか?」と怒りを向けられ
る。
どちらにしろ貧乏人からは恨まれる。



興味があるなら斜に構えず「興味がある」と素直に言えばいい。あなたならそれができる。



あなたの部下が、あなた位に考えていたら、あなたはここまで悩んではいない。



豊かな土地に種をまくと喜びが得られる。
荒野に種をまくと失望が得られる。



これはあなたに限っての話だが。
あなたはある程度、人を差別して付き合うべきだ。
さもないと、あなたが壊れてしまう。



仮にあなたが貪欲な人格に変貌したとしても、世間一般から見れば慎み深い部類に入るだろう。



改革を実行する時、あなたは二つの勢力に悩まされる。
即ち、敵対する勢力と、生ぬるい声援しか送らない傍観者たちだ。


豚はいくら教育しても獲物をとってはこない。
猟犬は放っておいても鋭く獲物を捕らえる。

あなたの会社は最初の時点で豚を組織に入れることを防がなければいけない。