どうでもいい一人のために、大切な百人が救えなくなってしまわないよう、あなたは冷静に判断しなければならない。
嫉妬の炎で吊るし上げられないよう、静かに行動しなければならない。



昨日あなたを嘲った者達が、今日のあなたを賞賛する。



あなたが感じている親しみの距離感と、彼等が感じる距離感は違う。



あなたの高尚な思いなどはまるで考えず、彼等はその場限りの嘘をつく。



毎月の返済すら滞る者が、あなたに工面をお願いする。



あなたが与えた恩の量と、彼等の感じる量の感覚レートは10:1ほどだ。
即ち、あなたが一千万を貸せば、彼等は百万を借りたぐらいの恩を感じるだろう。



一番大きな声が、一番真実に近いわけではない。



一番数を集めたものが、一番正しいというわけでもない。



あなたが彼等の持ち物を壊したら、あなたは弁償をするが、
彼等があなたの持ち物を壊したら、彼等は謝罪で済まそうとする。



名刺という紙切れ一枚で態度を変える者達。



大衆は常に不満を持っている。
だが最初の一人にはならない。
誰かが先に立ち上がるのを待っている。




権威の言葉となると、途端に平伏す者達。



いかにその情報に慣れ親しんでいるか。
多くの者達にとっては、真実かどうかよりも、親近感があるかどうかの方が重要なのだ。



人は自由を求めるが、だからと言ってある日を境に自由をいきなり渡されたとしても、惰性で生きてきた多くの者達は、何をすればよいかわからず迷い出すだろう。



あなたが人からお金を借りる時は、貸してくれる人の思いや期待を感じて感謝の念を覚える。
だが、彼等がお金を借りる時は全く別だ。
貸す側の思いなどはお構いなしに、ただ現状から一時的にでも楽になりたいがためにお金を借りようとする。
立ち直ろうなどとは微塵も考えてはいない。




与える相手を間違えるな。



他人事で責任を取らなくてよい時だけ、大衆の語気は強まる。

あなたが人からお金を借りる時は、貸してくれる人の思いや期待を感じて感謝の念を覚える。

だが、彼等がお金を借りる時は全く別だ。

貸す側の思いなどはお構いなしに、ただ現状から一時的にでも楽になりたいがためにお金を借りようとする。
立ち直ろうなどとは微塵も考えてはいない。
人は自由を求めるが、だからと言ってある日を境に自由をいきなり渡されたとしても、惰性で生きてきた多くの者達は、何をすればよいかわからず迷い出すだろう。

ビル理論というものがある。
あなたは三十階にいるから、一から三十階までの景色をわかっている。
だが、二階にいる者は二階までの景色しか知らない。
あなたは「見なさい、綺麗な海が広がっているよ」と言うが、
彼は「何を言ってるんだ、コンクリートの塀しか見えないよ」と答えるだろう。



あなたは彼等を、物事がまるで見えていない連中だと考える。
彼等はあなたを、何を考えているがわからない得体の知れない存在だと考える。
両者がわかりあえることは一生無い。



あなたが目をかけ育てた大切な人を、無思慮な者達が浅はかな世界へと連
れ去る。



老人の純情を甘く見てはいけない。
粗野な若者の行動が彼等を傷つける度に、彼等はより非情になり、頑なになり、あなたの成功のチャンスは遠のく。



立場を明確にしない傍観者たちが、あなたにとって最も厄介な敵となる。



大衆は自分で稼ぎ出した十万は宝のごとく丁重に扱うが、人から貰った百万は湯水のごとく使い果たす。



一度目は頭を下げ金を借りる。
二度目は土下座して金を借りる。
三度目は泣き縋って金を借りる。
四度目は「貸してくれなければあなたは鬼だ」と非難して金を借りる。
あなたはどこかで区切りをつけないと、永遠に金を貸し続けることになる。



大衆の噂話は伝染病のスピードで蔓延する。



あなたの気持ちが伝わらない相手に対して無駄な労力と時間を使わないでほしい。
それは肉を使って野菜料理を作る行為に等しいのだから。



老人は義理や人情を、大衆が思う以上に重視する。
これを軽く扱う者に這い上がるチャンスは無い。



もしもあの時、あなたに味方してくれる気概のある部下が一人でもいてくれたら。
あなたは今頃、より多くの人間を救い上げていただろう。



大衆の目から見たら、あなたはきっとロマンチストなお人好しに見えているだろう。



二度目があるとでも思っているのだろうか?



大衆の反応とは、脊髄反射がほとんどである。



あなたの足は他の人より速い。 だから二人三脚をすると苛立ちを覚える。



あなたは感情的だが、大衆はもっと感情的だ。



部下が自主性を発揮するのは仕事の時ではなく、休暇の時だ。



不都合が表面化しない間は沈黙を続け、明るみに出ると「まさかこんな事になるとは思わなかった」と答える者達がいる。



「きっとそうなると思っていた」 傍観者がよく使う言葉である。




不誠実な者は、不都合な事に関しては「命令されたからやった」と答え。 好都合な事に関しては「自分の意思でやった」と答える。



あなたの発言を、意図的に曲解する者がいる。



あなたの威光を借りて、自らの意思を伝える者がいる。




例え、収入が人の十倍あっても、腕力が十倍になるわけではない。
例え、人の十倍、土地を持っていたとしても、心が十倍強くなるわけではない。
当たり前の事実を、人はよく忘れる。