【前回】
深夜…茜ちゃんが風邪の熱によって駐輪場で倒れ、そこに助太刀にきた山田。
そのまま病院まで送ってくれ、朝まで看病してくれた。ギルドに新しく入った椿ちゃんは、普段居る筈の山田がログインしてない事に、不安感を積もらせる
桃子『昨日マジで爆睡してたからさぁ〜全然気が付かなくってゴメンね〜
こんだけあれば1週間ぐらい暮らせる〜？』
(本当はその頃、合コン行ってたよねw)
LV.11
話したいことがあるの
茜『桃ちゃんマジ女神〜』
『てか茜、熱出すと重症化するよね〜基礎体力が無いんだよ。』
『病院には行ったの？』
『うん！山田が夜やってるとこに連れて行ってくれてさ〜また明日行くんだけど』
『え！？』
『昨日山田が様子見にきてくれてね』
『桃が知らないうちに付き合ってた？』
『まさか〜友達だよ』
(好きでもない女の為にそこまでする男っているのって思うけど…)
『じゃあ帰るけど茜！何かあったら直ぐ話してね』
『うん！』
『あと…恋愛はタイミングが大事だからね！』
ピコン♪ 山田から返信が！
茜(治ったらちゃんとお礼しよ〜何がイイかな？)
ピコン♪ 瑠奈ちゃんからも連絡が！
(そういえば昨日、
瑠奈ちゃんログインしたのかな？)
(新人さんに一緒に挨拶しようって言ってたけど、わたし未だに会った事無いんだよね〜)
(勉強疲れたしちょっとFOSでもやるか！)
瑠璃姫『あ！茜っちだ〜』
茜『おお！噂の新人さんだー』
『こちら！新メンバーの椿ちゃんだよ』
『初めまして茜です！レベル55のパラディンです！』
椿『椿です。宜しくお願いします。始めたばかりの初心者です』
『茜っちも来たなら狩りでもしとく〜？』
『行きたーい！』
『え⁉︎あのぉ私まだ立ち回りとか分かんないから、足手まといかと』
『パラディンの動きなら茜っちから学ぶといいよ〜』
『椿ちゃんもパラディンなんだ！』
『鬼みたいな火力の魔法使いしか居ないんだよ、ココ…。。しかも私より全員防御力高いの…時々、何で私このジョブ選んだんだろうって思う時もあるんだけど…』
『でも！パラディンは高レベルになると強いと思いますよ。やり甲斐がありそうで、私は好きです。』
(おおーー！！めっちゃ良い子♡)
『ただ…立ち回りが難しいと聞いて、』
『大丈夫！任せて‼︎』
(良いとこ魅せないと)
(足、引っ張らないようにしなきゃ)
瑠奈『お母さ〜ん！
瑠奈のドーナツが無〜い💢』
犯人:兄です…🍩
瑠璃姫『空がキレ〜イ♪
瑠璃この空のグラフィック結構好き〜♡FOSで1番気に入ってる部分かも〜』
『2人はどう思う〜？』
『今ちょっと忙しいー‼︎』
『てか！
和んでないで助けてくれても良くない？この敵、めっちゃ固いんだけど』
『瑠璃が攻撃したら瞬殺しちゃう〜♪』
『そんな強いボスじゃないから、がんばれ〜‼︎』
椿『ウソでしょ⁉︎』
瑠璃『アハハッ♡』
『2人ともダメージが敵の自然回復力に負けてて、面白〜い♡』
イライラ💢
『ほらくるよ〜』
『うわー！』
『ストライク❗️ストライク❗️ストライク❗️』
『たしかに…このままでは不毛』
(マスターの回復魔法のお陰で死にわしないけど、
回復❤️🩹
椿茜『気力がゴリゴリ削られていく〜』
『このボスはちょっと工夫すれば、
今の2人でも充分討伐できるよ〜♪』
『あ！そっか！解った！
もしかしてスキルボタンめっちゃ連打するとか？』
『やってみよう！死ぬ程連打作戦‼️せ〜の‼︎』
椿ちゃんも乗ってあげるの可愛い
瑛太(スッゲー連打してんだろうな…)
『ヒント出そうか〜♪？』
『待って！
なんか今・・解りそう！ かも…。。』
体感5億年・・
指が死んだ…
同じくです…
『でも後半結構削れましたよね？』
『じゃあそこでスキル連打だ』
(も〜仲良し♡)
椿(同じギルドの茜さん…たぶんあの人だ
話し易い人だったな)
山田『はい…はい、はい
え？なんの話ですか？』
茜ちゃんは山田にFOSの相談をする
ちゃんとノートにメモ取ってるの偉過ぎ！
しかも絵がかわいい💕
瑠璃姫『うちのギルド気に入りそー？』
『茜っち結構話し易いでしょ〜？』
椿『あ、はい。皆さん親切で凄く安心しました。何か逆に申し訳なくて』
『え！？なんで？？』
『元々このゲームにあまり興味は無かったんです』
『私はもっと…身勝手な理由でこのギルドに入れて貰ったというか…』
『なのに今は、何がしたかったのかも、よく分からなくなってきて…』
(ただ…ずっと見てただけ
そうやってずっと…怯えてただけ)
『何も無いんです
ただ私が勇気がなくて、、動けなくて』
瑠璃(？？)
『えっと…よく分かんないけど、とりあえず動いてみるとか？』
『勇気もやる気も待ってたって湧いてこないよ〜』
『動くのが先だもん♪』
茜『でね〜ってもうこんな時間！疲れたでしょ？』
山田『はい…手が怠過ぎてBluetoothにしました。』
『正直か・・』
『要件って結局、何だったんですか？』
『要件っていうか……声が聞きたかったの！』
『それだけ、、じゃあね！』
手が…
震える
『桃ちゃん！さっきはありがとね。』
『あのね、わたし桃ちゃんに話したい事があるの！』
(ここか！こんな店あったんだ)
『でね！こないだ電話で聞きたかった事なんだけど、、私ってさ、その…
何でフラれたと思う？』
？？『ご注文を伺います！』
桃子『私もっちりアイスパンケーキ、アイスティー
この子は水で良いです‼︎』
『酷い！同じの下さい‼︎』
『ハァ…茜、私はアンタにはガッカリだよ。』
『あれからアンタの風邪が完治する1週間、じっと待つ間…桃は気が気じゃなくて、
合コンも3回しか参加できなかったし、』
『でもいざ聞いてみたら想像の斜め上いく、
スンゲェ〜くだらない切り出しされて、ガッカリだよw』
茜『1週間の間に3回てわりとフル稼働でわ…』
『せっかく楽しい恋バナが聞けると思ったのにー』
『最後まで聞いてよ〜』
『最近思う所があって、
恋愛的な意味でさ、前に進む為にも、わたしに何かダメな所があるなら治したいというか』
『なんか自覚が無いだけで凄く悪い癖があるかもしれないじゃん！』
『誰と恋愛してもそこ直さないと意味ないみたいな致命的な欠陥があると思ったら怖くて』
『こんな風に後で思うなら恥を忍んでも、あの時たくまに理由聞いとくべきだったのかなって』
『いや…それわ、、』
チャラ男『アレ〜？』
『めっちゃ可愛い子居ると思ったら、桃ちゃんだ！』
ゲッ
誰？
『一昨日、合コンした人。凄いしつこくて、やたら触ってくるから直ぐ帰ったんだけど…』
『相席良い？』
『無理無理！』
『お友達もこんにちは〜
桃ちゃんこないだの飲み代、バックれたでしょ〜』
『ハァ！私ちゃんと幹事の子にお金渡しましたけど！』
『えーオレ聞いて無いけどなぁ』
『桃ちゃん！めっちゃ良い匂いしない？』
『無理無理！近すぎ〜w』
??『お待たせ致しました〜‼️』
え！？
瑛太『あれ？４名様…でしたけ？』
『あ！俺ら知り合いなんで気にしないで下さ〜い』
この時の瑛太くん…
めちゃイケメン❣️
瑠璃姫やってま〜すの方とは思えない(笑)
うわぁー♡
うわーー
瑛太『お客さま〜大変申し訳御座いませんが、
他のお客さまのご迷惑になりますので、お席の移動をお願いします』
『いやオレらは〜』
『ご協力感謝します！』
カッケェェ〜❤️
茜『瑛太くんありがとう〜』
『偶然だね〜♡』
『ビックリした！全然気がつかなかった〜』
桃子『あのぉ、、お店にご迷惑をかけてすみませんでした。。』
『いいえ！』
イケメン瑛太くん ボイス:花江夏樹さん
こりゃたまげた…女なら堕ちる
桃子『めっちゃイケメンだったね、あの人』
茜『アハハハ！
瑛太くんも同じギルドの人だよ』
『ハッ！？』
『あの人も⁉︎
アンタのやってるゲームって、合コンより夢あるね。。』
『なんか私…虚しくなってきたww』
『桃ちゃん、さっきの話なんだけどさ…』
瑛太『お疲れ様で〜す』
『おつかれ〜
あ！佐々木くん！ちょっとイイ？』
『え？ヤダ
何故なら僕はもう上がりだから』
『このあと昼ばんの子とカラオケ行くんだけど、一緒に行こ〜？さっきフォローして貰ったし、奢る♪』
『妹がオレの帰りを待ってるからダメ〜』
『シスコン！』
『失礼な！愛情過多なだけだもん♪つまりシスコン‼︎おつかれ〜』
『あれ？2人ともまだ居たんだ、こんな何もない所で』
茜『瑛太くんを待ってたの！』
『えー！ヤダ！出待ち〜♡』
桃子(え？キャラ謎)
『ちょっと話したい事があるんだけど、良いかな？』
来週いよいよ最終回かな？？
この作品 始まる前からめちゃ楽しみにしてて、いざ蓋を開けてみたら、
想像通りの面白さとかあって、凄く好きなので、
まだ終わって欲しくないな〜
それはそうと！瑛太くんイケメンでしたね！
推しの子のアクアと同じシスコン オープンな所も好き
いよいよ山田に告るのかな❓