ある種の感覚の鋭い子どもは、
人の心の奥まで見えてしまう感じがありますね。
子どもは、学校の先生に対しては、
先生方は偉いし、ちゃんとしている人、
という認識があると思います。
その分、必要以上に期待したり、
厳しい目で見てしまうこともあるのかもしれません。
先生は時によって、
有力者の親を持つ子どもをひいきしたり、
大人相手の時と子どもだけの時で態度が違ったり、
先生自身が間違ったのに、
ごめんなさいを言わずにごまかそうとしたり、
あまり裕福でなく、
親の目も行き届いていない子どもをすごくきつく叱ったり、
先生が自分の感情のままにヒステリックに怒鳴ったり、
…ということがあるな感じる子どもがいます。
先生なのにそんなことは許されないはずだ、
と、強い怒りを抱いてしまうことさえあるようです。
あんなにいい加減な先生が学校や社会の中で認められ、
プライドを持って充実した日々を送っているなんて、
この世はものすごく理不尽だと、
この社会全体に懐疑的な思いを感じる場合もありますね。
子どもの家庭が温かくて安心できる場所であるなら、
自分の気持ちを親に聞いてもらってすっきりしたり、
こちらの一方的な思い込みであったかもしれない、
と考えが変化しておさまったりする場合もあるでしょう。
でも、そういう気持を受け止めてくれる人がいなくて、
家でも学校でもうまく外に出すことができないと、
その怒りが、学校に行きたくない要因のひとつになることもあるようです。
またいくら家族に聞いてもらったとしても、
学校でそういう先生の言動を見るのがいやだから、
行きたくないという子どももいます。
学校に行きたくないという子どもさんやそのご家族と話していると、
そういう話が出てくることも結構あるようです。
ただそれは、
その子どもさんが学校に行きたくないと感じる理由のひとつであって、
実際には、色々な要因が絡み合っているのですよね。