年中の時に、高機能自閉スペクトラム症と診断された息子。
今、小学4年生。10歳です。
先日、学校行事で
「10歳の誓い」の発表会がありました。
俗に言う、二分の一成人式ですね。
将来の夢を発表したんですが、息子はなにを言うのかな?
プログラミング好きだから、プログラマー?
ゲーム好きだから、eスポーツとか?
算数頑張っているから、いい大学行くとか?
そんなところかな?と思ってました。
発表聞いてビックリ!!
小学校の先生になりたいです
なぜなら、先生にたくさんお世話になったからです
ええーーーっ!!!
先生ってタイプとは正反対の性格なんですけど???
?????
ハテナマークつきまくりでした。
帰宅後息子に聞いてみました。
私
どうして先生なん?
息子
考えるのがめんどくさくて、先生だったら言いやすいと思った。
私
プログラマーとかゲーム系かと思った。
息子
プログラミングは好きだけど、副業かな。
息子は、素直に将来の夢を考えるのが面倒で、先生ウケしやすい、あれこれ言われなさそうな「先生」を選んだということです。
先生になりたいとは思ってないようです。
なんて、クールなんだろう。。
小学4年生だから、素直に好きなことを言えばいいのに…
この思考回路が私には理解出来ませんでした。
もちろん、しっかりと発表して、歌って、リコーダーで演奏して、偉かったです。
私は感動して、泣きました。
素晴らしい発表会でした。
だけど息子の中では、
「つまらんことさせて。」
と思っていたのかな。
保育園時代、こっそり覗いた朝の会を思い出しました。
本当につまらなそうにしてた姿を。
児童精神科の先生は、知能が高い部分があったので、同年代の子よりもつまらないことが分かっていたからでしょう、と言われたのを思い出しました。
小学生になってからは、大荒れすることも少なくなり、学習も特に問題なく過ごしてきてました。
なので、忘れかけていましたが、
息子の思考は、やはり他の小学4年生とは少し違う。
特性が消えたわけではないのだなと思いました。