図書館で借りた本です。
全面写真の表紙、インパクトありますよね。
先日、クリニックの待ち時間にこの本を読んでいたら、看護師さんに話しかけられました
「伊藤野枝さんですよね!!私もこの本読みたくて買おうか迷っているんです!」
えー、ビックリ
マニアックだと思うんだけど、野枝さん
それから、問診しながら、野枝さん話題で盛り上がりました
読書中に声かけられたのは初めてなのでとても嬉しいです
野枝さん関連本は、前に瀬戸内寂聴さんが書いたものを読みましたが、読みづらくて…
途中断念しました…
だけど、今回の栗原康さんのは軽いタッチで、
現代風で、面白おかしく描かれているので比較的読みやすかったです。
(だけど、返却期限が来てしまい、一旦返却。また借ります!)
いやー、伊藤野枝さん。
すごい人だわ。
現代にもこんなパワフルな人、なかなかいないと思う
絶対絶命な状況でも、
「くっそー!なにがなんでも抜け出してやる!!」
根性がすごい。
そして、言ってることがすごく正論。
女性にも自由を、
そして、タブーな問題にもズバズバ、、、
「貞操論争」「堕胎論争」「廃娼論争」。
当時の新しい女性の象徴、平塚らいてうでさえ、実は保守的で野枝に圧倒される。
子供を産んでも、貧乏でも、走り回る野枝さんの情熱はどこから来るのか。
ホントに圧倒されぱなしな伊藤野枝伝でした。
ますます彼女のことを知りたくなりました。