【読後感想】村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝 | EMONの週末は図書館ぷらす凸凹息子との日々

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図書館で借りた本です。





全面写真の表紙、インパクトありますよね。


先日、クリニックの待ち時間にこの本を読んでいたら、看護師さんに話しかけられましたひらめきひらめきひらめき


「伊藤野枝さんですよね!!私もこの本読みたくて買おうか迷っているんです!」


えー、ビックリひらめきひらめきひらめき

マニアックだと思うんだけど、野枝さん笑



それから、問診しながら、野枝さん話題で盛り上がりましたニコニコ

読書中に声かけられたのは初めてなのでとても嬉しいですキラキラ






野枝さん関連本は、前に瀬戸内寂聴さんが書いたものを読みましたが、読みづらくて…

途中断念しました…ハートブレイク


だけど、今回の栗原康さんのは軽いタッチで、

現代風で、面白おかしく描かれているので比較的読みやすかったです。

(だけど、返却期限が来てしまい、一旦返却。また借ります!)



いやー、伊藤野枝さん。

すごい人だわ。

現代にもこんなパワフルな人、なかなかいないと思うグー



絶対絶命な状況でも、

「くっそー!なにがなんでも抜け出してやる!!」

根性がすごい。



そして、言ってることがすごく正論。


女性にも自由を、

そして、タブーな問題にもズバズバ、、、

「貞操論争」「堕胎論争」「廃娼論争」。


当時の新しい女性の象徴、平塚らいてうでさえ、実は保守的で野枝に圧倒される。



子供を産んでも、貧乏でも、走り回る野枝さんの情熱はどこから来るのか。



ホントに圧倒されぱなしな伊藤野枝伝でした。

ますます彼女のことを知りたくなりました。