この時期に金子みすゞを読む人の中には
CMの影響が多いかも知れませんね。
私もそのひとりです。

CMの詩は載っていませんでしたが、
魅力的な作品が多かったです。
大漁
海とかもめ
土
さくらの木
睫毛の虹
星とたんぽぽ
大泊港
りこうな桜んぼ
蓮と鶏・・・
挙げればきりがないですが、
これらの詩が印象深かったです。
子供の心も持ちつつ、シュールで、
独特な世界が広がりました。
かつ、人生観、道徳観がきちんとあり、
読んだ後に余韻が残りました。
これは、童謡と括られていますが、
大人のための童謡、のような気がしました。
夭折されたことが、本当にザンネンですね。
もっとたくさんの作品を作って欲しかったです。