
先日図書館で大鐘さんの本があったので、借りてみました。
「孤高のメス」にいたく感動したので、これも似た感じかなと思いましたが・・・
正直、がっかりしました・・・
孤高、と同じく医療の小説でしたが、医療よりも不倫が押し出されたような。
不倫で面白ければいいんですが、なんだかどっちつかずな内容でした。
20年ぶりに再会した医師と不倫相手だった看護婦、今は乳がんの患者。
その女性は、かつての恋人とふれ合いたく、夫に隠してその医師に手術を託す。
もっと医療分野で掘り下げて欲しかったですね。
手術に至るまでも、なんともあっさり。
そして、夫をバカにし、軽くみた女性の行動にムカつきながら・・・
でも、のめり込む程のものではなく。
本の題名も、元は違かったようです。
「孤高のメス」に似せたのが、また逆に私を失望させました。
そのままの題名の方がよかったのに~。
前回の「孤高のメス」がすばらしかっただけ、とてもザンネンです。
下巻は、読もうかどうか、迷いますね。