★本日の曲目と関連事項
本日は、ジャズの日で。「JAZZ]のJA=January(1月)と「ZZ」=22(日)から、東京のジャズクラブの仲間たちにより提唱されました。JAZZの根源をたどれば、ブルースとラグタイムに辿り着くという意見があります。これらの音楽が、1910年代にニューオリンズで出会い、ジャズの誕生に繋がったと考えられます。ニューオリンズというフランス系スペイン系が入り混じった文化(クレオール文化があったこの地で、黒人音楽と融合しジャズが生まれる素地があったのが最高の巡り会わせだったのかもしれません。この地で最初に生まれた初期のジャズがアメリカ南部のDixilandから名付けられたディキシーランドジャズです。その後1930年代になると、スウィング・ジャズ時代が到来します。ベニー・グッドマン、グレン・ミラー、カウント・ベイシーなどの「ビック・バンド」を率いる人たちが、活躍していた時代です。
Take The "A" Train (Duke Ellington)
In The Mood (Glenn Miller)
1950年代になると、「モダン・ジャズ」の時代となり、より広くファンを獲得していきました。演奏もその技術の高さと自由なコード進行でジャズ自体の音楽領域も拡大していきました。代表と言えば、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、ビル・エバンスと言ったところでしょうか。
A Night In Tunisia (Miles Davis)
Stella By Starlight (Bill Evans)
1970年代になると、当時の若い世代の中心だったロックとクロス・オーバーした「フュージョン」が出てきました。基本はジャズというものの、演奏にはロックの要素が随分加わっており、ジャズに入り込めなかった世代の入り口にもなりました。ただ古くからのジャズ・ファンにとっては違和感もかなりあったようです。
Watermelon Man (Herbie Hancock)
spain (Chick Corea)
New Histoly (CASIOPEA)
1905年、血の日曜日事件が起こりました。これは、ロシア帝国の当時の首都サンクトペテルブルグで行われた労働者による皇宮への請願行進に対し、政府当局が強硬に弾圧を加えた事件です。
From Russia With Love ロシアより愛をこめて (カウント・ベーシー&ヒズオーケストラ)
・・・今回はジャズ特集でしたので、放送内容をちょっと紹介しました