ついに干支がひとまわり

あの日私は
安普請の新し目なビルの4階で
模擬試験の休憩時間でした

朝からFMの電波状態が悪く
クラスメイトのピチピチの若者達も
風邪じゃ無いのに頭痛多数
怪しいと思ってネット掲示板に呟こうとしても
iモードが繋がらず…
(直前にどこかの簡易板に情報提供はできたはずだけど直前過ぎて意味なかったと思う)

その全てが予兆でした。

机の上のお茶は吹っ飛ぶし
机は動く中
担任の号令で全員退避した中で見たもの

・建物と階段が別の動きをしている
・ブロック塀がメトロノーム状に揺れている

その時まで37年周期の宮城県沖だと思っていたのですが、だんだんと違うなと思い始めていました。

公立小でたまたま老担任から指導を受け
私立中で街の歴史学習の一環として学んでいた私と
三陸出身の同級生達は
揺れてすぐに津波到来を確信したので
普段海や川の近くを帰る同級生に
普段より何本か山側の道を行くように話して
解散しました。

そして数日後全員無事に再会
県内受験のはずだった国試を受けに
越境でガソリンかき集めた車にみんなで乗って
行きました。
帰りにみんなでスーパーに寄ったりもして
しかも全員合格、も嬉しかったけれど
何より全員無事だった事が嬉しかったと
記憶しています。

三陸の子達は本当にしっかり教育されていて
その緩みなく機転も効く考え方に
感服しました。
私は運良く教育を受けられただけで
地元では受けられない確率の方が高かったので。
それでも、自分はまだ甘いと気付かされる経験でした。

東北の海辺は綺麗で美味しい物が沢山あります
とってもオススメの場所だらけです
でも、いらっしゃる時は海抜や避難場所も確認しておいてくださいね

日本海側は太平洋側より津波の到達が早く
海と山が近くて逃げ道が解りにくい場所や
徒歩で階段を駆け上がらなければならない所もあります

また、首都東京は海抜が低い場所や川が多いので
我々お上りさんなどは特に気を付けておかねば
と思う場所です。
もちろん地元の方もお気を付けくださいませ


教育も観光も全て
安全であって初めて成り立つもの

受験・進学や
保育園・幼稚園選びと決まってからの行動
にも関係してくる事

あの日を忘れず
気を引き締めていきたいと思います。

それでは!